国家財政が赤字で国民一人当たり650万円とも800万円にもなると言う。それを補うために消費税を導入し税率を上げ続ける。今度の選挙の第一の争点である。
増税というのこうゆう事かいな。「オー。国民!あんなあ借金取りは怖いでえ。わしが集金して借金トリの相手したるから、ちょっと出せや!」ということなんかあ?
ナニカ違う気もしたので、中学校の時の社会の教科書を引っ張り出してきた。
暇なので5時間ぐらい読んで、なんとなくわかった。こう言うこっちゃ。
当ブログの読者の方には当然過ぎて読む必要もないのだろうが、一人、なんちゃらオヤジは考えたこともないだろうから、ぐだぐだと書く。行くでえー!
国は税務署という役所を作って、人々から税金をとる。とった金は日本銀行に預ける。
一年に一回、取った金のつかい道を決める。国家予算ちゅうやつや。国家予算は財務省が案を出して国会が承認する。まあ、○○年度国家予算案という時限立法を成立させるのかもしれんけど・・・。なんで赤字が膨らむかというと、取った税金の額が支出の半分しかないからだ。だから税収を増やすために消費税という論法。
税収の不足分は赤字国債を発行して日本銀行に引き取らせる。日銀は各銀行に買わせる。つまり、借金取りは銀行となる。銀行は国民からかき集めた金を預金者に勝手に国に貸している。この銀行も一旦取り付け騒ぎが起こると、すぐに死ぬ。殺すのは預金者。つまり国民だ。国民が国民に借金をしている。国民が国民に金を貸している。要は国が現在の税制では予算が組めないので形を変えて国民から金を出させている。これでは国民は税金の先払いをさせられているのと同じ事である。
中学の教科書にもこう書いてある。
プライマリー・バランスは基礎的財政収支とも呼ばれる。
まず、一般的な財政収支とは、「税収・税外収入」から「債務償還費を除く歳出」を差しい
た収支のことを意味し、これを算式で示せば、
財政収支=(税収+税外収入)-(歳出額 − 債務償還費)=債務償還費-国債発行額
となる 。
一方、プライマリー・バランスとは、「税収・税外収入」から「国債費(債務償還費・
利払費等)を除く歳出」を差し引いた収支のことを意味し、
これを算式で示せば、プライマリー・バランス=(税収+税外収入)-(歳出総額 − 国債費)=国債費 − 国債発行額=財政収支+利払費等。
単純に考える。消費税を少し上げたら財政赤字は解消するのだろうか?増収分30兆を1億人で割っても3000円しかならない。借金は800万円である。
サラ金に800万の借金がある奴が必死で残業して3000円稼いでも、大勢は変わりようがない。しかし、このままでは財政破たんの旭川市のようにニッチもサッチの行かなくなるのはたまらない。日本人は日本から全員は脱出できないのだ。
それと財務省は反省しなければならない。ある意味、めちゃめちゃな予算を組んでいたからだ。支出削減。財務省の役人は50%以上の給与カットでないと、借金取り兼借金とられの国民の一人の俺は黙ってはいない。ODAは不要。世界一の貧乏の借金国が他人に寄付することはない。防衛費など半分。地方議員を含め議員報酬は年間コメ1石。為替は1ドル500円の固定レート。
これぐらいやらなければ財政は好転しない。これができないなら食料品の消費免税ぐらい当然だ。
午前中、TVで見たけど、こいつはアホやな。
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