思わず笑顔

おいしそうなもの・素敵なもの・楽しいもの・・・思わず笑顔になっちゃうもの+Diary

おくりびと

2008-10-04 | 映画
悲しいばっかりの映画だと思ってた
観るまでは・・・
ユーモアたっぷりで最初は涙が出るほど面白かった
だからこそ後半のはりつめた空気感がよりいっそう厳かな印象を受けた

なんて表現したらいいんだろうな~
すごくすごく生きていくうえで大切なもの
ふだんは全然気づかないけれど、大切に思えるもの
すごく抽象的な表現しか出来ない自分がもどかしいけれど
そういうことを感じさせてくれる映画でした。

チェロの調べも心にしみました
チェロがこんなに優しく深い音色だと今まで気づかずにいました

たくさんの人が涙してました
わたしも我慢できなかった
目と目の奥から、ぎゅ~と涙が搾り出される感覚
こらえきれなかった

※ここから少しネタばらしになるので、これから見に行く方は読まずにいてね。





特に銭湯のおばさんが亡くなるシーン
よく似た体験をしている私は自分と重ね合わせて見ました。
亡くなる最後まで、銭湯を切り盛りしていた祖母が突然、釜場で倒れたのは私が19歳のとき
人一倍バイタリティにあふれていて元気だった祖母が突然でした。
翌日から温泉に行く予定でそれを楽しみにしてました。
なのに突然、何のお別れの言葉もなく逝ってしまった。
そんな祖母とそっくりで余計に涙が止まらなくなりました。

いつもお盆くらいにしか思い出さなくなったおばあちゃんのこと。
この日しっかり思い出せて少し嬉しかった
悲しい思いも思い出してしまったけど、忘れている自分のほうがいやで
おばあちゃんのことを思えることが嬉しかった

さまざまな思いを起こさせてくれる映画だと思います。
本木さんの納棺師としての手さばきも素晴らしかった
愛情にあふれてました。

オススメします。
たくさんの人に観てほしいと思いました。

文章が脱線しまくってすみません。
思いのまま、書きました。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (虎丸)
2008-10-06 08:59:08
やっと見ました。
なんだか久しぶりにモッくんを沢山見たので
「あれ?こんな顔だったっけ?」と思ってしまいました(^^;)一度でも同じように親しい人を見送った経験がある方なら、胸が詰まる映画だと思います。
お風呂屋さんのおばさんと、笹野さんがやったおじさん(名前わかりません;)に泣けました。よかったです^^
返信する
虎丸さんへ (管理人)
2008-10-06 21:12:43
私も笹野さんが演じていたおじさんの最後の方のセリフがじ~んとしました。
名優ですね~
返信する

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