恒例 第２８回浅草サンバカーニバルー前日

ダレの顔？　ダリの顔！

木曜の夜から１時間１００ミリを越える豪雨が
東海関東のあちこちを襲い、深夜には雷まで
鳴り出す、と言う大荒れのお天気。床上浸水の
被害も少なからず、とんでもない集中豪雨です。
全く、雨ばかりの８月の後半です。

果たして金曜の天気は、というと東京は朝の天気
予報では雨になっておりました。もうずっと雨。

が、しかし。金曜は朝から曇りでお昼過ぎには晴れ、
蒸し暑く、何と天気が回復。夕方から夜は、今の
時点では判りませんが、とりあえず夕方６時前
まで雨が降らないでいてくれると非常に助かります。

何故かと言うと、明日の３０日（土）は第２８回浅草
サンバカーニバルがあります。このパレードに出る
大型チームは、前日に浅草寺裏の境内でアレゴリア
（パレードに使う山車のようなもの）を組み立てる
ことになっています。２９日（金）の午後に搬入。
夕方までに足場パイプを使いくみ上げ、基礎の部分
を作り、その上にテーマにあった飾り付けをします。


仲見世バルバロスの今年のテーマ「アート（芸術）」

このアレゴリアにはダンサーが乗り込みますので
かなり丈夫に仕上げます。トラックの荷台に作る
場合もありますが、ブラジルに習って手押しの
アレゴリアを作るチームが多いです。

自動車用のタイヤ四輪を除き　シャシーだけを特注
で作らせたものです。舵も人間の手で切ります。
お祭の山車と同じです。たしか千葉の松戸あたりで
作らせたと思います。注文する際に行った記憶がある
のですが場所がはっきりしません。もっとも現在使用
しているのは２代目のアレゴリアですが。
もうずいぶん前のことになってしまって、初代の
アレゴリアはちょっと使いにくいものでした。

組み立てと飾り付けは時間がかかる作業です。ここで
雨にやられると作業が難航してしまいます。水に弱い
ものは取り付けられません。

夜の作業は禁止ですので、明けて本番の土曜も午前中
から細かい仕上げの作業があります、ですので今日の
金曜の午後に雨が降るのと、降らないのとではスケジュ
ールの上からも、飾り付けの上からもえらい違いで出て
しまい、予定が狂ってしまうのです。

有り難いことに午後はカンカン照りに。蒸し暑いほど。
作業は順調に進み夕方までにはほぼ予定通りに終了。
他のチームも大体終わったようです。もうほとんど顔
馴染みのグループですね。後は明日の土曜日の午前中
で仕上げます。

全体にブルーシートをかけ雨対策。
案の定夜になったらまた大雨。稲光に雷、という全くの
異常気象。大雨です。

どうなることやら。