お彼岸

お寺の庭先にあった彼岸花

ここのところ週末というと台風が来るという
悪循環になっていましたが、今度の台風は
直接の影響もなく、このシルバーウイークは
好天に恵まれそうです。

このお彼岸中に奇しくも母親の命日があり
ます。そこで交通の渋滞のないうちにと
朝早々に杉並のお寺までお墓まいりに。

人形町で姉と待ち合わせ。そのまま杉並へ。
環状７号線と青梅街道の交差点を越え左折。

落語の堀の内なんていうのもこのあたりか。

この辺りはお寺の多いところ。梅里という
地名から昔は梅の木が多かったのだろう。

随分前には何にも無くて静かで、鬱蒼として
いたのが嘘のようだ、今じゃマンションは
多いし環七はクルマで煩いし。環七と青梅
街道の交差点の公園はかつて蚕糸試験場で
のんびりとしていてのどかだった。

一番乗りでお寺に到着。実によいお天気で
お彼岸日和。インディアンサマーってところか、
小春日和か。空が高くて青くて本当に秋の
天気ですね。少し動くと汗がでるくらいで
一番過ごしやすい。やはりお彼岸にはお墓参り
をしなくては。日本人と生まれたからにはさ。

ここには明治生まれの父親と大正生まれの
母親が眠っている。戦前からのお寺で元は
深川にあったのを何かの都合で杉並に引越し
をした。先代の住職ももはやこの世にいない。
時代なんてあって間だ。こうして無事に年を取
れるのも、春秋のお彼岸に来られるのもご先祖
様のお陰。

線香を手向けて実にさっぱりとした気分で帰宅。

近くの木場公園で咲いていました。



白の彼岸花。




これも綺麗でした。