新橋こいち祭り

地方さんの胡弓が特徴的。むせぶような哀愁感。


毎年今時分になると新橋のお祭り、こいち祭りが開催
されます。そもそも、新橋に住む人、新橋で働く人の
ために始まったお祭りで今年で１４回目。

「こいち」とは、ホンの小一時間新橋に寄って遊んで
下さい、というところから名づけられました。新橋の
商店街の人たちが一生懸命になって盛り上げます。

こいち祭りと５月の烏森神社の例大祭は新橋の大事な
お祭りですね。


ところが今週になってからの東京は梅雨に戻ったかの
ようなお天気で今日も雨降り。ときどき止んだり、
曇ったりという生憎のお天気で蒸し暑いです。

そんな状況ですが、新橋駅前の広場は特設ステージが
用意され模擬店も出展されて結構賑やかです。


新橋駅のホームから見た駅前のSL広場。



「越中おわらを楽しむ会」によるおわら節と踊りです。

この音楽は哀愁が漂いますね。先週見に行き損なった浅草
見番前で行われる「みちびき祭り」の創作踊り「花の道・
花の舞」もこの越中おわらに似た調子の音楽です。

夕闇の中でしたらもっと綺麗だったかも。それでも先週の損を
新橋で取り戻した感じがしました。

顔見知りの地元の八百屋さんを探したのですが、見つけられ
なくて残念。町会役員だから忙しいのでしょう。

かつてこの辺で働いていましたので、いまだに新橋は懐かし
いところです。一時期ですが同窓生が港区の区議もやって
いましたし。まあ、地元みたいなものですよ、新橋は。

私が働いていた頃には、まだ和服の流しの三味線さんがいま
したが、あの頃で相当なお年でしたから今じゃあもう亡くなら
れているかも知れませんね。まだいい時代でした。