ハワイ島のキラウエア溶岩ー４

送電線を確保するために溶岩流から電柱を守る工事



この数日は日本のニュースでも取り上げられるようになった
ハワイ島の溶岩流。草原を焼き払い道路を埋め尽くして行きます。



もうすでにパホアの村に進入し一部を焼きながらもまだ動きを
止める様子がありません。このまま行くと１３０号線を寸断し
さらに進み、海岸まで到達して海へと流れ落ちることになるの
でしょうか。

１３０号線を行くとやがて左方面へ行く１３２号線があります。
鬱蒼とした木々の間を抜け海沿いの１３７号という一車線の道に
出たら右にパラパナ方面へ行くとポホイキというところに出ますが
ここを左へ細い道をさらに行くと海沿いに海水と温泉の混ざった
自然のプールがあり普段は家族連れで賑わう静かな一帯です。


海からの水がドドーンと入りこむ温泉です。２０１０年訪問時の
アハラヌイ公園内のマウナケアポンド。１３７号線です。

パホアが寸断され１３０号線が溶岩で埋まるとこの１３２号線に
出ることが出来なくなるのでしょうか。それともまたペレの
怒りが静まるまで溶岩と共に生きる道を見出して行くのでしょうか。

常に噴火をして溶岩が流れ出ていることが観光の売り物である
島とはいえ何とも複雑な心境になります。