☆12月20日 霧笛記念日
霧笛は、灯台や船が位置を音で知らせるもので、航路標識の一つです。
1879(明治12)年のこの日、青森県・津軽海峡の本州側東海岸にある尻屋崎灯台に、日本で初めて霧笛が設置されました。
今、尻屋崎灯台は文化資産として重要な建造物とされています。
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12月20日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
日に十転す
古人は“君子は日に三転す”と言ったという。君子は時勢の進展というものを刻々と見て、それによく処しているから、一日に三回も意見が変わっても不思議ではないというのであろう。
今日はおそろしくテンポの早い時代である。そうした時代に、十年一日のごとき通念で、ものを見たり考えておれば判断をあやまることも多いだろう。昔ですら君子たるものは一日に三転しなければならなかった。テンポの早い今日では、日に十転も二十転もするほどの識見と判断の素早さを持たねばなるまい。
人間の本性は変わらぬものだが、その上に立って、変わりゆく時勢の進展に刻々と処していくことが大事だと思う。
【コラム】筆洗
2014年12月19日 東京新聞TOKYOWeb
▼宿場町に現れた謎の浪人が、町を牛耳ろうとする二組の悪党どもを相手に、知略と腕っ節で闘いを挑む。一九六一年に公開された黒沢明監督の『用心棒』で、三船敏郎さん演じる浪人のモデルは、実はキューバ革命の英雄カストロ氏ではなかろうか
▼六〇年代半ばにかの国を訪れた作家・堀田善衛さんは、通訳を務めた映画マニアの青年レナルド君から、そういう珍説を聞いたそうだ
▼ひげもじゃの英雄が、親米独裁政権と母国の富を奪い続ける米国企業という二組の悪党に挑み、一度は半殺しにされつつも彼らを一掃する。革命の歩みと黒沢映画が重なったのか、当時キューバの人々は涙を流して銀幕に見入ったという
▼『用心棒』をめぐっては珍説を唱えたレナルド君だが、なかなか鋭い目の持ち主だったらしい。堀田さんは著書『キューバ紀行』で、この青年が口にした米国論を紹介している
▼「アメリカという国は、いろいろな連中がごちゃごちゃといりまじっている。だから政治家は、誰にでもわかる単純かつ最低の線で事をまとめなければならない。その誰にでもわかる最低の線とは、戦争だ」
▼米国はこの半世紀、キューバに何度も武力作戦を仕掛け、経済制裁で孤立させようとしてきた。だが、ついに態度を改め国交正常化を図るという。やたら刀を振り回す「世界の用心棒」が「最低の線」から脱しつつあるのか。
☆今日は雨です。時々PC不調です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆
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