☆ 7月31日 蓄音機(ちくおんき)の日 ( 蓄音機(ちくおんき)とは、音を記録する機械の事です。)1877年(明治10年)、エジソンが蓄音機の特許をとった。
お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆
7月31日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
自分自身への説得
説得というものは、他人に対するものばかりとは限らない。自分自身に対して、説得することが必要な場合もある。自分の心を励まし、勇気をふるい起こさねばならない場合もあろうし、また自分の心を押さえて、辛抱しなければならない場合もあろう。そうした際には、自分自身への説得が必要になってくるわけである。
私がこれまで自分自身への説得をいろいろしてきた中で、いまでも大切ではないかと思うことの一つは、自分は運が強いと自分に言い聞かせることである。ほんとうは強いか弱いかわからない。しかし、自分自身を説得して、強いと信じさせるのである。そういうことが、私は非常に大事ではないかと思う。
【コラム】筆洗
2014年7月30日東京新聞TOKYOWeb
▼世間に文句ばかりいっている当コラムも、さすがに夏の盛りには暑苦しいかもしれない。きょうはちょっと趣向を変えて一通の手紙を紹介したい
▼神奈川県秦野市の後藤ヤヨ子さんという七十一歳の女性からいただいた。幼き日のアイスキャンディーの記憶について、したためていらっしゃる
▼後藤さんは子どもの時、呼吸器関係が弱かったそうで病院通いをしていた。治療費に充てるため、バス代を節約し、遠い道程をお母さんが後藤さんをおぶって通っていたという
▼夏の炎天下の道。子を背にした母親が汗だくになって歩く姿を想像していただきたい。途中、お母さんが後藤さんにアイスキャンディーを一本買ってくれた。一本きり。幼いながらも、後藤さんはお母さんのことが気になって、「母ちゃんも半分、食べてもいいよ」と差し出したそうだ。「母ちゃんの方が暑いじゃろ」
▼「そうかい」。お母さんはそういって、アイスキャンディーを口元へ持っていった。ところがお母さんは一口も食べていなかった。それが子どもの目にも分かった。食べたふりだけ。食べないで後藤さんの手に返した
▼一本きりの氷菓が母と子の間を往復する。短い言葉の中に込められた、母への気持ち、子への思い。「この日の母の姿が私を勇気づけた。あの思い出があるから体を大切に生きていられる」。その手紙はそう結んであった。
☆ 昨日のカープ
カープVメール
30日マツダスタジアム、カープ9―2中日、勝ち投手バリントン8勝7敗、本塁打菊池6号、梵5号 詳しくは中国新聞朝刊で
今日も暑いです。水分を補給して熱中症対策をしましょう。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆
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☆ 7月30日 プロレス記念日
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7月30日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
声をかけるサービス
商売をしている限り、いつの時代でもサービスは大事ですが、中でも特に故障や不満のないときのサービスということが大事です。
だんだん暑くなってきて、扇風機がそろそろ要るようになる。そんなとき、ちょっと立ち寄って“去年の扇風機の調子はどうですか”と声をかける。また“お納めした品物の具合はどうでしょう”と聞いてみる。
いわば“声のサービス”です。これは全くの奉仕で、それですぐどうこうというものではないでしょうが、ご需要家にしてみたらどんなに嬉しく、また頼りに思われることでしょう。
そういうところに、商売をする者の真の喜びを感じ、尊さというものを自覚しなければならないと思うのです。
【コラム】筆洗
2014年7月29日東京新聞TOKYOWeb
▼過去、現在、未来を行き来するタイムマシンが実在すれば、使い方は年齢層で傾向が大きく分かれるのではないか
▼子どもや若い人は自分の将来を気にして、スイッチを「未来」に合わせる。中高年は懐かしい「過去」へ向かう。「あの時」の自分や家族にもう一度会ってみたいものだろう
▼高校一年生の夏休み。時間旅行会社がツアーを組めば、中高年の申し込みが殺到するか。輝いていた記憶。写真用語の「マジックアワー」とは日の出直前と日没直後に影が薄れることで一日のうち、最も美しく撮影できる時間をいうが、高一の夏休みとは人生のそれに近いかもしれない
▼もちろん悩みや不安もある。それでも、開放感にあふれ、将来を信じて夢見る時間である。疲れを知らぬ身体もある。親の元気な笑顔もあるだろう
▼長崎県佐世保市で高校一年生の女子生徒が同級生の手で殺された。高一の夏休みを謳歌(おうか)すべき二人に何が起きてしまったのか。無念としか書きようがない。加害者の女子生徒はマンションで家族と離れ暮らしていた。この生徒には今が「マジックアワー」とは思えなかったのだろうか
▼この<一羽の弱ったコマツグミを/もう一度巣に戻してやれるなら/わたしの人生だって無駄ではないだろう>。十九世紀、米詩人エミリ・ディキンソン。二羽をタイムマシンで連れていきたい。事件より、ずっと前に。
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☆ 7月29日 アマチュア無線の日
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力の限度にあった仕事を
二、三人の人を使っての個人企業の経営者としては立派に成績を上げたけれども、十人、二十人と人が増えてはもうやっていけないという人もあろう。
このことは、ひとり経営者についてだけでなく、部とか課の責任者、さらには一人ひとりの社員が仕事と取り組む上での心構えといった点で大事な教訓を含んでいると思う。
それは一言でいえば、お互いが自分の能力を知り、その上に立って自己の適性というか、力の限度にあった仕事をしていかねばならないということである。
自分の能力を常に検討し、適性にあった仕事をしていくということになってこそ、自分自身、ひいては会社や世の中にも貢献することができると思うのである。
【コラム】筆洗
2014年7月28日東京新聞TOKYOWeb
▼打ち上げ花火の掛け声といえば、玉屋に鍵屋ということになる。花火大会の季節である
▼花火の掛け声というのは難しい。打ち上がって、花が開き、それが落ちていくまで「たーーーまやーーー」と声を出し続けるのが本寸法と聞くが、現在のようにひと晩に二万発も打ち上がるとあっては、そんな声の掛け方も無理であろう。享保十八(一七三三)年の両国での花火大会はせいぜい二十発程度だったという
▼<橋の上 玉屋玉屋の声ばかり なぜに鍵屋といわぬ情(じょう)なし>。花火商では玉屋、鍵屋の二軒が有名だったが、江戸の人がほめる掛け声は玉屋ばかりだったそうだ。古い川柳の<玉屋だと またぬかすわと 鍵屋いい>。それほど玉屋びいきが目立っていた
▼「江戸東京地名辞典」(講談社学術文庫)によると、鍵屋弥兵衛の鍵屋は江戸花火商の元祖で、その六代目の時、番頭だった人物が独立してできたのが玉屋なのだという
▼気の毒に玉屋は天保十四(一八四三)年、自火を出し、罪に問われてつぶれてしまった。玉屋への掛け声は、弱い者に心情を寄せる江戸っ子が玉屋の悲劇を思ってのことかもしれぬ
▼判官びいきは日本人の美徳の一つと信じるが、当世は政治、社会そして学校でも弱きが助けられるどころか、くじかれてはいまいか。鍵屋には悪いが、闇に輝く花火には、やはり「玉屋」と大きな声を掛けたい。
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☆ 7月28日 菜っ葉の日七(な)2(ツー)八(は)で「なっぱ」の語呂合せ
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7月28日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
降格は公の心で
部長が適任でない場合どうするか、ということは非常に大事な問題である。日本の会社では、とりかえるということはむずかしいことである。だが、それはやらなくてはならない。やりにくいことをやらなければ物事は成り立たない。断乎としてやる勇気を持たなくてはいけない。
そういうときに、一つ勇気を出す方法がある。それは会社は個人のものではない、公のものである、だから個人の情において忍びなくても、公のためには変えなければならない、と考える。実際はそう理屈通りにはいかないが、そのような解釈を強く持つか持たないかによって、それが適切にできるかできないかという差がでてくるのではないだろうか。
【コラム】筆洗
2014年7月27日東京新聞TOKYOWeb
▼二十三歳で囲碁界の七大タイトルを制覇した天才棋士・井山裕太さんに、どんな夢を見るか尋ねたことがある
▼「碁の夢を見ることが多いのですが、見るのは、負けている碁の夢。もう(勝負を)投げようかとか、そういう対局の夢です」。抜群の強さを誇る棋士にして、見るのは追い詰められた夢。勝負の世界の厳しさとはそういうものかと思い知らされた
▼日本球界で前人未到の四百セーブを達成した中日ドラゴンズのリリーフエース、岩瀬仁紀投手もまた、夢に見るのは抑えた場面ではなく、打ち込まれた光景だという
▼「打たれた時は抑えた時より何十倍も考え込みます。その記憶がフラッシュバックとなって、何度も甦(よみがえ)ります。夢も見ます。打たれたそのマウンドに、心がずっと置かれているような恐ろしさです」
▼岩瀬投手が打たれて敗れた時の監督のひと言は決まっている。「岩瀬で負けたのなら、仕方がない」。信頼感と背中合わせの責任。四百の成功より、はるかに少ない失敗を反すうしてきたからこその大記録達成だろう
▼完全試合をしていた先発投手を継投し、日本一の胴上げ投手にもなった。胃を締め上げられるような重圧と闘い続けて十年余。「正直、気持ちを保つのは難しくなってきている」と心中を吐露しつつ、「こうなれば、一千試合登板を目指します」と語ってくれた。無論これも前人未到だ。
☆ 昨日のカープ
カープVメール
27日マツダスタジアム、カープ6―1阪神、勝ち投手福井1勝1敗 詳しくは中国新聞朝刊で
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☆ 7月27日 スイカの日
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人間の幸せのための政治
私たちが決して忘れてならない大事なことは、政治は結局、お互い人間の幸せを高めるためにある、ということです。過去においては多くの人びとが政治によって苦しめられ、お互いの血を血で洗うということもありました。
しかし、そうした好ましくない姿は、政治の本来の姿ではない。政治は本来、お互い人間のそれぞれの活動をスムーズに進めることができるようなものです。それらの調整調和をはかり、共同生活の向上をはかって、一人ひとりの幸せを生み高めることをその使命としているのです。この“政治は本来、人間の幸せのためにある”ということを私たちはまず正しく認識しあう必要があると思います。
【コラム】筆洗
2014年7月26日東京新聞TOKYOWeb
▼<わかってる?/あんたのなかにあたしがいるって/あたしにくちをきかないのは/あたしをみないでそっぽをむくのは/あたしをごみみたいにおもってるのは/あんたのなかにあたしがいるから…>
▼谷川俊太郎さんの「あんたのなかのあたし」だ。谷川さんは小学生のころ、いじめに遭ったという。そんな詩人の作品と、子どもたちの詩を集めた『いじめっこいじめられっこ』(童話屋)が出版された
▼この詩集を編んだ田中和雄さんは、小学校で「詩の授業」をしてみて驚いた。父母でも先生でもないせいか、じっと耳を傾けていると、子どもたちは驚くほど正直にいじめについて話す。話しただけで表情が変わる
▼いじめられる子だけでなく、いじめる子、そしてそれを見ている子。自由に詩に書かせれば、自分の胸の中を見つめた言葉が紡ぎ出される。例えば小学五年生の詩。<ブツブツ/ボソボソッ/クスクス/かげで言ったり/言われたり/心の中にいる/もう一人の自分がこわい>
▼あるいは小学四年の男の子の詩。<人を泣かせた/いい気ぶんだった/でも少したつと/心配になった/しかし/いい気ぶんは忘れられない/次の日もいじめにいく/もう自分はとめられない/ぼくの心の中で/うずくまっている/君がいる>
▼「ぼくのなかのきみ」と「あんたのなかのあたし」。言葉には、それをつなぐ力がある。
☆ 昨日のカープ
カープVメール
26日マツダスタジアム、カープ7―5阪神、勝ち投手中田7勝3敗、セーブ・ミコライオ1敗17S、本塁打エルドレッド33号 詳しくは中国新聞朝刊で
朝から蝉の合唱でウルサイです。今日も水分を補強して熱中症に対策しましょう。
今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆
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