チェコ コルナ

チェコはヨーロッパ中央部に位置する内陸国です。12世紀にボヘミア王国として成立し、その後16世紀にはハプスブルク家、19世紀にはオーストリアの支配下となりましたが、第一次大戦後の1918年にチェコスロバキアとして独立、1コルナ＝100ハレールの通貨制度が導入されました。

第二次大戦中はドイツ支配下となりましたが、戦後再び独立し、社会主義国となりました。

1989年に民主化し、1993年にチェコとスロバキアそれぞれ独立しました。

独立後は、チェコ・コルナ通貨制度か導入されましたが、2008年には補助単位ハレール硬貨は製造停止となり、現在に至ります。

こちらは20コルナ硬貨です。13角形の硬貨で、ボヘミア公バーツラフ1世の騎馬像が描かれています。

表面には、チェコ国章から尾が二つに分かれたボヘミアのホワイト・ライオンが描かれています。