西岡事務所ブログ

狭山市で事務所を開く西岡です
うお座のA型です
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サブプライムローン問題に学ぶ・・・

2007-11-30 | 社会
今日の日経新聞の「大機小機」に、アメリカで猛威を振るうサブプライムローン問題に触れ、我が国の教訓というものが書かれていました。

アメリカでは金融機関の損失額は莫大なものがあるが、金融機関の自己資本額の多さからみると、すぐに痛手をこうむるというところまでには至らない。また、この問題は当然経営トップの判断ミスなのだから、最高経営責任者(CEO)は責任を取って辞任している。

これを我が国にあてはめてみると、自己資本が少ないことが他人資本の多さになって、経営トップは借金の相手がたとともにまるで共同責任のように経営を推進していく。そこには本来の経営トップに課された責任のあいまいさにむすびつく。

 やはり、日本はアメリカ追随とはよく言われているが、経済の実態、構造そのものはとてもまだ追いついていない。今回の問題が発生して右往左往しているのはむしろ日本のような気もしてくる。
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他人の心になって・・・

2007-11-29 | 芸術
ときおり、小説を書きます。

文字は誰もが共有しているものとはいえ、その文字を駆使して芸術作品を創作するとなるとちょっとやそっとではできないことがわかってきました。

最近は、感情移入ということについて考えています。
主人公が登場します。作者として、この主人公に完全に感情移入して文章を書いていけばいいのですが、ときおり、作中人物の相手方の人物の描写もしなければならないことがあります。
 普段の生活でも、家族、友達、自分と逆の性別の人・・・、とお付き合いしてその心を少しでも知ろうとは思いますが、そこには限界があります。
 小説では、あくまで作者の感情移入によって、主人公とはまったく異なる人物のことも描写しなければなりません。
 そこには当然、作者の主観であるので本当にその人物は一定の限度で描かれるでしょう。主人公(作者の目)からみた相手の人物・・・実生活でもそれと同じことがあるかもしれませんが、相手の人物はその主人公の態度〔表現)がほほえましいというか、愛着が持てるのであればその作品は他人から見ても受け入れられるかも知れません。
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政治家のお仕事・・・

2007-11-28 | なんでだろう
最近では、額賀財務大臣が守屋・前防衛事務次官との宴席に同席したかどうかが大きな問題になっています。

私のような者は、まずは「へー、政治家はやたらとお誘いがあっても宴会はでないほうがいいんだな」との感想を持ちます。
要は、政治家は人がいろいろ推測して疑惑を持って来られるのが困ると言うわけです・・。”宴会に出席したっていいじゃないか、変にかんぐって疑惑を持つほうが可笑しいよ”と言うわけにはいかないそうです。
その予防線を張って宴席には出席しない方がいいわけで、その出席したかどうかという問題自体が証人喚問の対象にまでなるのです。
どんどん、推測が推測を呼び、拡大された疑惑をなくすのが政治家の仕事のひとつのようです。

われわれ庶民のなかには「人がどう思っても自分の道をしっかりいきよう」という考えの人も多いですが、政治家と言う仕事は、人がどう思うかが重要なのです。
これは人気商売だからでしょうね。女性タレントが喫茶店で男優さんと話していてもニュースになるのと同じで、人がどんどん推測してくるのを歯止めをかけるのが人気商売なんですね。

そうだったのか。この歳になってやっと分かってきたとは、情けない。
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子供の世界は大人の世界の反映・・・

2007-11-27 | 仕事
今日は、「人権研修会」に参加しました。
人権問題に取り組んでおられる講師の方から、企業をはじめいろいろな場での人権侵害の現状、改善への取り組みをきかされ参考になることが多かった研修でした。

なかでも、最近の「いじめ」問題にも触れられましたが、学校では教職員をはじめ指導する立場の者が率先して風通しのいい職場をつくることの重要性を認識しました。

”子供の世界は、大人の世界を反映するといわれます”

大人の職場でイジメ、パワーハラスメントで特定の者に辛い思いを与えていては、子供にイジメをなくそうと訴えかけても効果はないでしょう。まずは、社会そのものが風通しのいい環境、お互いが相手を思いやる心・・そういったものを構築しなてはじめて、子供に「いじめは悪いことですよ」という言葉が説得力を持つのです。
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もう一度君に・・・

2007-11-27 | 
クリスマスのイルミネーションが輝く表参道

道行く人は通り雨のように過ぎていく

どこを探しているのか・・・
道ばたに捨てられたチラシの広告
柳のすらっと伸びた枝先

そんなところに君はいるはずはないのに

君はすばらしい思い出だけを残して去っていったね
もう役目は終わったかのように・・・

君はもう別世界に行ってしまったけど
僕の心はもっともっと求めてやまないこの不思議

さあ
明日を信じて生きようとするその前に
もう一度だけ
君のその笑顔を求めてしまう

これ以上何を捨てればいいのか
どうすれば君の姿をみることができるのか

何もいらない・・・



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秋の風情・・・

2007-11-26 | 心のおもむくまま・・・
昨日はドライブで、御岳渓谷へ行きました(写真参照)。

秋も深まりヒンヤリとした空気に、車からおりて歩くときはコートがかかせません。
多くの家族連れがドライブにきていて、そういう家族の姿をみるのも楽しみの一つです。

ちょっとした遠出をしたときは、必ずそこの人々と何らかの会話をするようにしています。
土地の人、その日に遠くから家族ときた人・・・さまざまですがちょっとした会話で、すごく新しい世界に入ったような気がします。

玉堂美術館にもたちより川合玉堂さんの絵にもふれました。
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女性にお伺いを立てないで・・・

2007-11-25 | 恋愛博士の独り言
三郎君が、またもや素敵な女性にふられたとかで、恋愛博士のところにやってきました。
「急に、彼女からは連絡こなくなりました・・。困った」と三郎君。
「どうしたの?」と恋愛博士は聞きました。
「いい雰囲気で今度のデートの約束したんだけど」
「それはよかったね」
「それが急に連絡しても何も言ってこなくなったんです」
「そのときはどんな会話をしたの?」
「いざ、デートの日取りを決めて、そのあと僕のほうから希望のお店とその日の帰りの時間をメールで聞きました」
「オー、ノー」と恋愛博士は叫びました」
「三郎君、男性はリーダーシップをとってどんどん決めていかないとだめだよ、ましおてや帰りの時間まできくと・・まずいよ。デートって生産性と夢と創造性がミックスした女性にとって素敵な時間になるんはずだったんだ。それは君はすべてうちけし、デートをまるで軍隊の訓練か会社の役員会議にしてしまったんだ」
 三郎君はこっくりとうなずき、「またチャレンジします」といって、帰っていきました。
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映画 『自虐の詩』を観て

2007-11-23 | 芸術
今日は、久し振りに映画見物。あの主演男優・阿部寛さんがちゃぶ台をひっくり返すシーンでおなじみの『自虐の詩』を観ました。

漫画が原作のこの映画。昭和30年代~50年代といったところの日本の好き時代を彷彿させるものがあり、ここちよいテンポに合わせて、笑いのなかに涙がいつのまにか誘われています。
きっと、今年の名作に上げられるでしょう。

いいものはいい・・・、我が国が高度経済成長を遂げてきたその過程の庶民の暮らしは、決して裕福でなくとも楽しいものがありました。みんな一生懸命生きていました。中谷美紀さんのせりふの”幸せ、不幸なんていうものはない”というものが印象に残っています。

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ブログで人のこと書くときは・・・

2007-11-22 | 心のおもむくまま・・・
今日のニュースで注目したのは、ある女優さんが自分のブログで、今話題になっている事件について特定の人を犯人と思わせるような表現があったとかで、所属事務所から1年間の活動禁止処分を受けたということです。
芸能人という立場でありながらブログの扱いに無神経なところがあったという理由だそうです。

確かに、芸能人とかその人に立場には関係なく、ブログは注意を要します。
私も長くブログを書いてきていますが,最も注意しているのは「仮にこの地球上のどんな人が見ても問題ないようにしていること」です。

こう言う言い方をするとするどい社会時評などは書けないのではと思われるかもしれないですが、要は、映画とか小説とかが世に出るときと同じで「さあ、どんどん意見をいってください」というスタンスです。そういう感想などは大いに歓迎しています。

よく、仕事のことをブログで書いている仕事仲間がいますが 、特定の人が読んでそれが自分のこととかが分かるのは 避けたいです。もちろん、感動的な出来事ですばらしい人に出会ったなどということを書くときは、それを読んだ当人は悪い気持ちはしないかもしれませんが、あまりそういうのも他人が人を特定しそうなのは避けています(催し物などでの講演者などを紹介するのはかまいません)。ましてや、「こんなお客様がこられました」なんていうのは、仮に悪いことを書いていなくても、余りその本人が読むといい気持ちはしないと考えて避けています。
 要は、この世のどんな人が読んでもいいこと、人を特定させる表現はしないことの二点が大切と考えています。
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建設業の倒産が増えた・・・

2007-11-21 | 社会
 今日の日経新聞では、建設会社の倒産件数が増えつつあるという調査機関の結果を紹介していました。
 確かに、公共事業は削減されてパイそのものが減っています。そこへ入札制度は一般競争入札が多くなり、指名停止処分などの行政の対応は相変わらずです。これでは次第に従来のやり方でやっていた建設会社は首を絞めていくでしょう。
 公共工事にたよらない民間工事主体の建設会社も耐震偽装問題に端を発して建築確認審査も厳しくなってきています。
 競争社会ですから優良企業を残して改善努力ができない弱小企業は市場から退散してもよいと言う考えがありますが、現実社会をみるとそうとはいえない部分があるのがこの業界です。

 最近は食品製造業も「賞味期限」とかもろもろの疑惑で大きな痛手を受けています。いままでの「この程度ならオーカー」という非公式の納得水準はどんどんくつがえされてきています。
 どの業界も大変です。
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