横浜散歩と私の休日

やっぱ競馬が一番…w。あいかわらずハマで、人生を楽しんでいます。

血のプライド

2017-11-16 12:07:05 | 競馬好きです
・パロクサイド系×(外)、[外]
ピルサドスキー、エルコンドルパサー×エアグルーヴ
トウカイポイント×エイシンプレストン・アドマイヤコジーン

・デヴォーニア系×大種牡馬
メジロドーベル×トニービン(エアグルーヴ)、ブライアンズタイム(ファレノプシス)
モーリス×ディープインパクト(リアルスティール、ステファノス)

・シラオキ系×重厚ステイヤー
スペシャルウィーク×モンジュー
ウオッカ×オウケンブルースリ

秋のタイトルに縁のある著名牝系の名馬たちには、当然の如く、名勝負の歴史も存在する。
ここではエアグルーヴが完全に敗者の側に回っているのだが、それは後にアドマイヤグルーヴ-ドゥラメンテらへと繋がる連勝・連覇の流れの礎がどこにあったかという面で、参考になる部分がある。
ドゥラメンテから見て祖母にあたるグルーヴは、常に同期のバブルガムフェローら強力なライバルと激突し、順番ではなく、勝つべき場面で仕事をしたという歴史を刻んでいった。

一定以上の能力値を得たものは、必ずGⅠでも数多くの勝機を手繰り寄せられるもの。
ここには、僅差のレースや乱戦を制した穴馬の名も挙げているが、どれもが一流のバックボーンを味方につけ、勝負強さを発揮した流れを感じさせるものばかり。
少々評価落ちの敗戦を喫した後のレースを制したケースが多く、土着傾向の強い血統らしく、復元力の逞しさが窺い知れる。
生き残るにはそれだけの理由があることを示した彼らには、死した後でも働いてもらわねばならない。
血を遺すだけでは、彼の日の栄光はすぐに色褪せてしまう。ずっとその名を血統表に残してもらいたい。