横浜散歩と私の休日

やっぱ競馬が一番…w。あいかわらずハマで、人生を楽しんでいます。

似ているけれど

2016-08-18 13:59:55 | 競馬好きです
凡例
黄系
A:ヘイロー-A:サンデー-直/B:その他
B:ND-A:芝向き/B:ダート向き
黄:MP 橙:BR 朱:GS 赤:ナス 残りは黄白
赤系:H 青系:S 白:その他

・キズナ AA・BA・BB・白
4004
・ハープスター AA・BA・BA・朱
6002
・マカヒキ AA・BA・BB・赤
5012

ノーザンダンサークロスを持つディープ産駒など、この日本には1000頭くらい存在し、また新たに生まれてくる状況にある。
そこに個性を求めることは、実質的に不可能だ。
ただ、彼らには個性がある。そして、何より脚質が極端という点が共通している。

その根拠となるのは、キズナの場合は3代目以前に入った一流のアウトサイダー血統が主要系統の邪魔をしない性質であり、血統表上ではかなり血に偏りのある残る2者だと、それはヘイロー・ND同盟だけでは引き出せない大舞台で活きるナスルーラの決め手ということになる。

偏りが世界の潮流である以上、日本馬もそれに乗って、極めて濃密なクロスの持ち主だけが凱旋門賞で惜しい結果を残している。

キズナにはズブさを秘めた止まらない末脚が自慢だったが、好結果とまではいかず。
キレ過ぎるがあまりに下がり調子となっていたハープは、距離不安もあった。マカヒキはそのちょうど間の性質だろう。

シャンティイで使えるデータとなるかはわからないが、マカヒキが一番スピードがあるので、結果的にこの中ではディープの良さが最も受け継がれている気がする。

先行しても味が出そうな血が多いマカヒキは、手の戻ったルメール騎手とどのような競馬をするのか、ニエル賞から興味深いレースとなる。
無論、距離は本質的に長い。