横浜散歩と私の休日

やっぱ競馬が一番…w。あいかわらずハマで、人生を楽しんでいます。

白の量

2015-02-27 22:33:55 | 競馬好きです
ファラリス黄/ハンプトン赤/セントサイモン青/その他白
キズナ 黄・黄系
4004

ディープインパクト 黄系・黄系
5102
父ディープは、重要な種牡馬が母系に少ない。様々なタイプと組み合わせやすい点は、後述のステイゴールドやフジキセキ、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァースとも共通する。
キズナはその正統後継者。ディープだけ、戦績が突出しているのもポイント。

オルフェーヴル 黄系・白
4103
その父ステイゴールドが急逝したが、21歳だった。時の経過は早い。
彼が、
黄系・赤系
4211
という配合。世界的に見てマイナーな血が多い割に、非主要ラインではないものの、各種のサイヤーラインが埋め込まれた奥深い配合。
産駒は、ファラリスが血統内に2本しかないメジロマックイーンの血とノーザンダンサーのクロスでスイッチが入る。
唯一、ナカヤマフェスタは父と母が似たような血統で、それらを掛け合わせることで、消耗戦向きのタフさを得たが、父以上に一発屋であった。

ジェンティルドンナは主流偏在型で、ジャスタウェイ・ロードカナロアは中間的存在。
白の多さは日本馬の武器にもなる一方、滅亡の確率がほぼ100%の血脈をどう使うかが鍵だ。種の保存の基本に則した、必然の傾向。
血統のバランスは、近年の遠征の成否に影響を及ぼしている。
  

大王の独壇場

2015-02-13 15:52:18 | 競馬好きです
ここまで重賞2勝。先々週は、1日11勝の大記録を樹立。ルーラーシップの大出遅れ以来の衝撃を与えた。
先週も、新馬5戦中3勝がキングカメハメハ産駒。どうにも止まらない。

かつて、御三家種牡馬と呼ばれたサンデーサイレンス、ブライアンズタイム、トニービンらは、安定感のSS、大爆発のBT、ひと回りしてまたTBという風に、90年代中盤から02年辺りまで上手に棲み分けがされていた。
が、トニービンとサンデーサイレンスが死んだ後、ミスプロ系から芝のスターホースが続々誕生した。

BT産駒の質が低下している時、サンデーかトニービンが東京のGⅠをジャックするという構図は、今も似たような形で、ディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライ…と、サンデー系の隆盛を示す形に変質。
ただ、今の主役・キングカメハメハは、それらの血を取り込める強みがある。

週末注目のドゥラメンテにはSSとTB、東海S連続2着のグランドシチーはBTの血を受け、各々強烈な競馬で父の名を高めた。
アパパネやホッコータルマエ等のアメリカ型配合でも、芝・ダートで頂点を極めた馬を出したが、件の11勝中9勝はサンデーインの馬。
程々に渋残りの馬場で繰り広げられた一大キャンペーン。4年後のクラシックはいかに。