中心市街地活性化に税金をつぎ込む事で、より廃れる現実

中心市街地活性化の問題で、私の考えとほぼ同じ意見の記事がありました。
是非、リンク先（短い文です）をご一読下さい！！

秋元祥治（岐阜・G-net・OKa-Biz）の活動日記
「何度考えても、中心市街地活性化は顧客に支持される店を増やせるか、だ」
http://akimotoshoji.blog.jp/archives/51447751.html


特定地域のお店だけをどうして税金で支援する必要があるのだろう？
それでももし中心市街地をどうにか支援したいと言うのなら、補助金でもハード整備（交通網整備、駐車場、アーケード等）でもなく、個店の売上げアップ（顧客支持の拡大）をビジネスコンサルティング的にどう支援する体勢を作るかです。
シャッター街の問題は・・・家賃補助をすると、それを目当てに賃料の高止まりになり、永続的に店舗を経営しようとする真っ当な経営者は敬遠し、ますます廃れていくんですよ。
長い目で見ると確実に逆効果。
消費者に支持されないお店が廃れるのは当然だし、それがあるからどんどん新陳代謝が起こって、街は活性化するんじゃないのだろうか。
我が宇都宮の近代の歴史を考えても、徒歩と水路の時代に宿場町や海運の拠点にあった商店街は跡形もなくなり、城下町の商店街が残ったが廃れ、郊外や街外れのショッピングタウンや小さな商店群が脚光を浴びています。
時代と共に街は変化し続けるものなんです。

特に我が宇都宮市の皆さんにはよく考えていただきたいと願っています。
学生時代から長年中心市街地のお店に立って大変お世話になった私としては、中心市街地の皆さんには頑張って欲しい！という気持ちが強いからこそ、将来性を自ら潰す安易な税金に頼る姿勢から脱却し、本当の真っ当な「商い」を改めて考えて欲しいのです。
そこからしか、道は拓けないから。