西弘次 『子どもにツケをまわさない!』自由を求める一市民として再出発

ミーゼス・ハイエクに連なる古典的自由主義の社会を目指して活動をしています。

ファンドレイジング講座 その2

2007年09月09日 | Weblog
では続きです。



3・日本の寄付の特徴
 (1)つり銭型寄付社会(7割の日本人が年間3600円の寄付)
 (2)『縁』から始まる寄付が圧倒的に多い
    社会風土やNPO比較情報の少なさも原因
 (3)『目に見えるもの』『分かりやすいもの』『有名な団体』に寄付が集中


4・寄付をした事のある人の寄付先(%はおよそ)

赤い羽根・共同募金     80%強
日本赤十字社        50%強
緑の羽根・国土緑化推進機構 30%強
マスコミ関連企画      25%
学校(同窓会など)     10%強
行政機関          10%弱
NPO            5%弱


5・寄付した動機(共同募金以外の寄付)(%はおよそ)

毎年の事だから        45%
募金の趣旨や目的に賛同    35%
寄付を頼まれたから      30%強
信用のおける団体だから    15%
他人の役に立ちたいから    15%
社会の役に立ちたいから    15%
お金を有効に活用してもらえる 15%
信仰心を高めることができる   5%
寄付することで得られる満足感  5%弱
正しいことや倫理的な事をしたい 3%


6・寄付するNGOを選ぶ際に重視すること

寄付金の使途が明らか      63.4%
活動も目的や内容に賛同できる  41.1%
業務・運営組織が整っている   17.9%
社会一般の評価が高い      13.0%
積極的に寄付を集めている     4.3%
多くの人が寄付をしている     4.3%
特に無い            12.7%
分からない            6.1%
その他              0.5%


7・寄付をしない理由

呼びかけが無かった       36.1%
余裕が無かった         20.6%
使途が不明だった        17.0%
方法が分からなかった       9.4%
団体が信用できなかった      7.2%
集め方に抵抗があった       4.3%
趣旨に賛同できなかった      3.2%
税金ですべきだと思う       2.9%
その他             12.3%
分からない           22.0%


8・その他のデータ

(1)一人当たりの年間の寄付金額
 
日本     1,800円
アメリカ  90,000円


(2)日本で1億円の純資産を持つ人

およそ87万人


(3)世界で100万ドル以上の純資産を持つ人の中の日本人の割合

およそ16%


(4)65歳人口の増加スピード

およそ20秒間に1人づつ増加


9・成功の為の8つの原則

(1)既存支援者の分析を定期的に行う
(2)目標額に対して具体的な積み上げを意識する
(3)ステークフォルダーピラミッドを上へ上へと仕掛ける仕組みづくり
(4)ファンドレイジングを解決策の提案という発想でとらえる
(5)ストーリー性のあるメッセージをつくる
(6)感謝を7回行う仕組みを作る
(7)ファンドレイジングの責任者を決める
(8)信用力の底上げを図る


といった内容でした。
なかなかこの日記で伝えるのは難しいので、
詳しくは講師のブログを読んみて下さい!


栃木県初のファンドレイズの講座は、
とっても参考になりました。
来月の第2回講座も楽しみです。


今回受講しながら感じていたし、
実は前から思っていたのだけれど、
カリスマファンドレイザーになれそうな気がするんだよ…。
雇ってくれるNPOとかがあれば、
是非やってみたい仕事の1つですね!

 

講師の鵜尾雅隆さんのブログを紹介します。
【ファンドレイジング道場】
http://dojo.livedoor.biz/
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