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小保方春子さんの手記 「あの日」を読んで
こんにちは相陽建設 古橋です。
メディアや報道に対して、大きな疑問を持ち始めたのは何時だったのか既に忘れてしまいましたが、約10年前に、「憲法とは何か」との勉強する機会を頂きました。
このテーマに関しては様々な立場で、色々な意見があるのでコメントはしませんが、その過程で日本の近現代史について触れる機会が多々ありました。
それまではまったくの無知であった私ですが、自国の歴史に関して保守派(右傾)、進歩派(左傾)の解釈があり、私が無知だっただけで概念論の戦いが繰り広げられている事を知りました。
その時でしょうか、これまでなんとなく不信に感じていたメディアに対しての感情が確信に変わったのは・・・
当然に信じるべき情報も多々あるのですが、流される情報に対して鵜呑みするのではなく、しっかり考えて判断しなければいけないのだと強く決心したのを覚えています。
そのような背景もあって、お盆休みに読む本を探していたら平積みされている本の中で目に入った 「あの日」という小保方春子さんの手記
あの時、どの報道機関も小保方さん=悪 とそんな感じで報道されていました。
私の情報判断の基準に、全報道が同じ方向になった時というのがあります。その時はまさにそんな感じでした。
小保方=悪 の情報しか取れない中で、自らの立ち位置を ん~と感じていたけれど明確にできないもどかしさもあったので
この手記をお盆に読んでみようと購入したのです。
読後の私の心に残った感情として
メディアに対しての恐怖と憤り、この報道を通して国家的な2つ財産が喪失してしまったこの責任を誰がとるのだろうかと言うやるせなさです。
視聴率、販売部数どれも企業にとっては大事ではあるけれど、果たして人類の進歩に関してどれほどの影響があるのか
自社の集うだけで、人間関係のドロドロとしている狭い世界をかき乱して去っていった それだけで終わってしまった感があります。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160521-00010001-bjournal-soci
せめて小保方さん報道をした機関に上記報道をちゃんとして あの時の検証をするくらいの気概が欲しいものです。
世論などもあり、一時 秤が偏るのは致し方ないかもしれませんが、熱狂と偏見が和らいだ時にメディアのそやるべきことがあるはずです。
感情と情報を織り交ぜ、視聴率・販売部数優先な報道だけでなく、視聴者がしっかりと考え判断できる客観的な情報の出し方 あまりに少なすぎと感じます。