パソコンを立ち上げると、OSの自動更新の準備ができているという。
指定どおりのアイコンをクリックすると、なにやら動きがあってから
メッセージボックスが現れて”処理が終了した後、報告されます”という。
えっ! なんだって?
しばらく考えた後、ははーんと分かった。これは行為の主体を
明らかにしない無人称的な英語の受身文を直訳したのだ。
しかし現在の場合にはおかしい。パソコンが話しかけている、といって
悪ければパソコンの中のプログラムが、といっても悪ければ、その
プログラムを書いた人間がパソコンにいわせているのだから
”処理が終わりましたら、お知らせします”と能動的にいうべきである。
英語を読んで意味が分かったらそれをわかりやすい日本語に直して
初めて翻訳といえるのだ。こういう調子だから、計算機のマニュアルが
読みにくいのは当たり前である。
指定どおりのアイコンをクリックすると、なにやら動きがあってから
メッセージボックスが現れて”処理が終了した後、報告されます”という。
えっ! なんだって?
しばらく考えた後、ははーんと分かった。これは行為の主体を
明らかにしない無人称的な英語の受身文を直訳したのだ。
しかし現在の場合にはおかしい。パソコンが話しかけている、といって
悪ければパソコンの中のプログラムが、といっても悪ければ、その
プログラムを書いた人間がパソコンにいわせているのだから
”処理が終わりましたら、お知らせします”と能動的にいうべきである。
英語を読んで意味が分かったらそれをわかりやすい日本語に直して
初めて翻訳といえるのだ。こういう調子だから、計算機のマニュアルが
読みにくいのは当たり前である。