あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

戦時下のオープンマイクin ぞうさんカフェ

2022-03-13 | ライブレポ

久しぶりの「ぞうさんカフェ」。

月1回だがマンボウ発令で

今年初めてのオープンマイクだった。

出演は11組。

初参加の人が多かった。

あたくしズームでギターレッスンを

受けて何か月?

まったくの未完成だけれど

髭団dism「Pretender」を

弾き語りました。

披露するにはあまりに酷すぎた(笑)

思えば「Forever young」に

挑戦した時も酷かった。

それは少しだけマシになって

私の持ち歌になりつつある。

Yさんに鳥肌モンと言ってもらった。

上手も下手もなく、

思い思いのスタイルで

皆さんパフォーマンスをする。

お客さんもスタッフも関係なく

音響や進行、ステージ準備を

行うし盛り上げてくれる。

ぞうさんカフェの雰囲気は

だから温かい。

私は「ご近所」レベルだけれど

島根県を中心に片道2時間以上

という遠方から参加する人も。

時には私が紅一点だったりする。

職業とか年齢とか性別を超えて

音楽をツールに集まる人たちに

紛れているのは心地よい。

ロシアとウクライナが停戦する

気配はまだない。

血を流す人、

食料も水もないと訴える人、

肉親を亡くした人、

負傷して運ばれる人、

戦車を動かす人

爆撃砲を担ぐ人、

破壊されていく街並み。

同じ地上で今も破壊行動と

殺人が繰り広げられているけれど

私たちは歌っている。

歌うことがささやかな戦争への

抵抗だ。

戦いが私たち一人一人の

意識の中にある一面で、

現象として現実化させているなら、

それをひたすら悔いながら、

平和な日常にフォーカス

していなくてはならない。

懸命に自分のハートを

平和な心で満たさなくてはいけない。

歌を聞きながらそんなことを

思った。

おにぎり付きうどんと

リンゴピザとジンジャエールと

ノンアルでおなかも心もいっぱい。

ギター弾き語りの玉砕もまた楽し。

良い夜だった。

皆が敬愛するミュージシャン

故・tomoさんのアルバムを

手に入れて泣き泣き運転して

帰った。

歌わない私しか知らない人は

シュルンと生きている人だー

と私のことを思っているに

違いない。

それもまた愉快だ。

「さて明日は何して遊ぼうー」

眠りにつきながら思った。

 


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