あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

出そうで出ない恋の歌

2021-06-15 | 私が歌手

活動自粛が当たり前

になった感のあたくし。

放っておくといつまでも

ギターに触らないし歌わない。

新屋まりはお呼びでないのか?

と思ったところで

秋のライブ・オファーを頂き復調。

で、色々な人の配信を聞いて、

自分だったらどう歌うだろう

という気持ちがぬぐいきれない。

完璧に打ちのめされるまで歌う

と決めた。

創作面ではとっくに

打ちひしがれている。

昨今の曲は進化目覚ましく

売れる人はちゃんと音楽を

勉強しているかすんごい感性の

持ち主ばかりだ。

音楽的素養のないまま

41才でいきなり始めた私など

とうてい対抗できない。

ま、同じ土俵に立つ必要はない。

かといって年相応の楽曲は

物足りない。

「作ってまえ」ってことで

一月前に歌詞を3曲書いた。

が、どうしても形にならない。

やっと1曲できたが

コードを拾ってみたら

相変わらずだったので

反故にしたままだ。

寝食を忘れて3,4曲を

同時に書いたあの時代から

10数年経ってみれば

自分の中にこれを訴えたいという

思いの輪郭がぼんやりしている。

何事もどうでも良くなったか、

突き詰めるのが面倒になったか・・。

創作が苦痛ではなかった頃、

歌詞は時に映像になって

立ち上がってきたし

言葉が降って来た。

「何しろ歌詞が良い」

ついでに声が素晴らしいなどと

絶賛された時代が遠のいて

久しい。

創作の力は集中力に等しいと思う。

集中力が無くなったのは

加齢のせいにしている。

あれも加齢、これも加齢だ(笑)

私のせいじゃない。

誰にも加齢は止められない。

それでも私は努力の人だから、

絞り出してみる。

ピアノをいじっていたら

美しいメディーができた。

この美しいメロに見合う

美しい恋の歌を書きたいと

ワクワクした。

通常は歌詞が先だが

今回は曲が先行。

録音したメロを30回は聞いた。

音にのる言葉を書いては消し、

消しては書き・・・。

狂おしく悲しいくらいに

美しい恋の歌を紡ぐ!

はずなのだがまったくもって

陳腐な言葉しか出てこない。

「あたしの恋はもう終わった。」

「枯れました。」と

言葉に発してみたらますます

残念な気持ちが

ハートいっぱいに

満ちてゆくのだった(涙)

 

 


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