あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

気分は奇皇后

2016-06-22 | 心の栄養

51話にも及ぶ韓流映画「奇皇后」を見終えた。

主人公のキ・ヤンは高麗から元に奴隷のように差し出された女性だが

最終的には元の皇后に上り詰めた。

実在の女性らしい。

魑魅魍魎の跋扈する宮廷内で、

何の権力もない一人の女性が母国・高麗や人民の為に立ちあがり、

知力と気力でのし上がっていくお話。

殺されたはずの人間が生き返って、

味方が裏切り、敵から味方になりで延々話が続くのです。

面白かったので止まらなくなった。

1年分を2週間くらいで見た格好。

1話がだいたい1時間だからざっと51時間だ。

 

多い日で4話見た。

眠気を通りこして頭痛に見舞われ倒れそうになりながら見ていると

眼が冴えて午前3時になったりした。

こうなってああなって終わりそうだ・・と思ったところで、

またどんでん返し。

「オイオイ」と思いながらも見てしまうのよね。

で、わたくし体力の限りを尽くしました。

目を酷使したせいで視力が低下してしまった。

20話を過ぎてそれに気づいた。

まずいと思いつつ、ストーリーが気になってやめられない。

以来、新聞がぼんやり。

世の中がぼんやり白濁になった。

見え方に何か足りないと考えていたら言葉が来た。

「エッジ」だ。

 

30話までたどり着いた時、「ここまできたら最後まで見る」と腹を決めた。

最後の2話は頭痛がしたがこうなれば「根性」だ。

深夜1時半ラストにもつれこんだ。

・・・奇皇后は反乱軍に追われて北に逃げた、そこで王子を擁立したとテロップが流れた。

えらく端折っている感じでラストシーンになった。

キ・ヤンが紫禁城のような建物を背景にして、ひとり赤い服で階段を上がって来る。

思いがけず「あゝ、私はここに居た。」と思った。

その確認の為の51時間だったかもしれない。

劇中の韓国語「ほんで」(それで)は日本語としてもそのまま使われている。

最近頭にくることが増えたので、心の中で「タッチゴラ!」と叫ぶとすっきり。

テロップで「黙れ」と訳されることもあるが「下がれ」の方が私ごのみだ。

 

 


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