「チョンガーという韓国語から日本語になった言葉を知っていますか?」韓国人のHさんの日本語のクラスでこんな質問があった。私の答えは「知りません。」だった。
彼が曰く、韓国のテレビ番組で何人かの日本人に「チョンガーを知っていますか。」と質問をしたところ、「知っている。」と答えたそうだ。意味は「独身男性」。
「日本が韓流ブームだから、最近の韓国ドラマで使われていたんですか?」と私が言うと、「そうじゃないですよ。おじさんも知っていました。」と言われた。
家に帰り、マレーシアのK基金で働いている日本語教師の親戚にメールをしてみた。
すると、解答が!!
確かに20年以上前に彼女の大阪のオフィスで韓国語の「チョンガー」が「独身男性」の意味で使われていたそうだ。他には札幌に転勤してそこで暮らしている独身男性を「サッチョン族」と言っていたことも教えてくれた。
なるほど・・・。
早速、Hさんに報告を。韓国語では「チョンカ」だが、「カ」の発音が難しい為、日本人は「ガー」と発音したそうだ。「チョンカ」は自分より若い男の人という意味もあるらしい。例えば、Hさんより年上のおばさんはHさんのことを「チョンカ」と呼ぶこともあるそうだ。
反対に韓国人が知っている日本語でちょっとびっくりしたのが、「たくあん」「座布団」・・・。日本語を勉強していない友達の口から出た言葉だったので、ほんとにびっくりしてしまった。
知らない日本語はまだまだあるのですね。とっても勉強になりました。
皆さんは「チョンガー」を知っていましたか?