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因果、結集、相対

2010-11-26 16:20:39 | 相場の張り方
あらゆる現象には、必ずその原因があると荀子は説いている。
そして全てのものは同類が集うものである・・・と。

栄誉なり恥辱なりは相応の徳が原因である。即ち自分に等しい物事が発生する。

一様に並べた薪でも火を近づければ、乾燥した方から燃え出す。
一様に平らにした土地でも水を流せば、湿った方に流れていく。
植物は種類ごとに発生するし、獣は種類ごとに群居する。
すべて物は同類が集う。

以上を相場に当てはめて、非常に重要な箇所があるように思う。

相場の高安。上げ下げ、もち合い、天井・大底。
そのような現象には、原因があっての事で因果というべきかもしれない。
底が入った相場は天井まで上昇する。天井つけた相場は底が入るまで下落する。

同類の結集という問題は、強気は強気。弱気は弱気。まがり屋は曲がり屋で
相場の強弱を語らい、ちゃぶつく人は、やはり同類で集まっている。
そして、ここに対立物の相互転化の法則という老子の哲学によって
「強材料は弱材料。弱材料は強材料」というふうに必ず相互転化の運動がなされる

「因果」「集結」「相対」
この三原則によって相場もリズムをもって進行し、「喜怒哀楽」「春夏秋冬」
「幼青壮老」循環している。


あの日に帰りたいー坂本冬美

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