相場三昧 マーケットウォーカー

株・商品・FXマーケットに立ち寄る
SOUL, SMOOTH JAZZを愛するトレーダー

 

逆張りか!?順張りか!?

2011-01-25 14:40:03 | ディーリングⅡ
相場の基本は順張りです。
相場で最も大切なのは、方向だからです。しかし、目の前の相場の位置
というものがあり、あえて逆張りで向かうときもあります。
皮肉な事に順張りよりも逆張りの方が儲かる場合も少なくありません。

動きを止めたように見える相場も、また一方向にしか進んでないように
思える相場も常に上下動を繰り返しています。すなわち相場の値動きは
直線的に捕らえるものではなく、波動曲線を描くものと理解する必要がある。

順張りか逆張りか
値動きには順張り、市場心理には逆張りで向かいます。
したがって、高値警戒感が市場を支配している時はまだ買えるが
こんな大底で売れるかと言われる時は売り乗せる。
総強気、総弱気になるのを待って逆張りに転じるのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

耐え凌ぐ

2011-01-24 15:29:51 | ディーリングⅡ
順風満帆の時は、誰が何をやっても結構上手くいくものです。しかし、
風向きが変わると、そう簡単に物事が運びません。自分は何も変わって
ないのに、今までのように進めなくなります。そう風向きが変わったのです。
とはいえ、どのような状況下でも生き残らなければなりません。

ここでやりがちな悪手が金額を増やす事です。ナンピン買いもある意味
同じですが、たとえ評価損を切って新しく相場に入り直すとしても
負け続けているときに金額を増やすのは、如何なものでしょう。
一攫千金を狙ってはいけないのです。
負けが込むのは、相場に乗り切れてない証といえます。にもかかわらず
自分が金額を増やした時点から事態が好転すると考えるのは論理的ではない。
ある状況が一定期間続いているときには、その状況がもう暫く続くという
前提で物事を進める方が無難です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怖いディールしか儲からない

2011-01-20 14:00:25 | ディーリングⅡ
相場では、他人と同じことをしていては儲からない、と言われます。
「人の行く裏に道あり花の山」という相場格言もあります。

逆張りもまた、わが道を行くものですが逆張りには二種類あります。
価格が上昇し、市場心理も強気な場合、ここで売るのは逆張りです。
この場合はロングポジションが積み上がっている可能性が高く、早晩
相場は押し目を迎える運命にあります。あとは何処で売るかのタイミング
だけの問題です。

一方、価格は上昇しているが、市場心理は弱いままでいる場合があります。
このような時に売っていくと、価格に対しては逆張りなのですが、
他人と同じことをしていては儲からないケースとなります。つまり
高値警戒感という市場心理を反映してショートポジションが膨れ上がって
おり、そのショートカバーが引き出されてしまうのです。
皆が買い終わり、総強気になるまで下がらないものなのです。

遅れてきたバスに乗ってはいけません。
怖いディールしか儲からないものです。

The Jones Girls - Keep It Comin'
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買いたい弱気

2011-01-19 13:33:25 | ディーリングⅡ
ある程度上昇相場が続いてきて、見過ごしてしまった向きが、ことさら
高値警戒感を言い出したら、それは「買いたい弱気」である場合がある。

投資の基本は、割安を買い割高を売ることにありますから、買われて
しまったあとの相場の魅力は薄いといえます。しかし、相場を取り巻く
環境は刻一刻と変化しています。昨日割高であったものが今日は割安に
なっている、と言うような事も起こりえます。
もともと金融商品の価値は相対的なもの、割高か割安か、だけであって
絶対的価値などないと言えます。
相場は美人投票だと言われる所以です。

昨日の価値よりは明らかに高くても、相場環境や他の商品との比較では
まだまだ割安である場合も少なくないのです。
仮に債券相場が相当に買い進まれていたとしても、株式や実体経済との
比較では、まだ割安かもしれないのです。
ある一つの金融商品の相場つきだけを見た高値警戒感は、必ずしも
的を得ないといえます。

ただ、今の相場をどう判断するか!?は、ご自身で(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

押し目買い

2011-01-17 15:11:05 | ディーリングⅡ
人が押し目買いを言い出したなら、相場はまだ騰がると見てよいだろう。
買いたい人が買えていないのです。押し目買いを言い出したときから
人は買う事に決めています。押し目であろうが高値であろうが、彼らは
いずれ買いにくると見ていて良いのです。よくあるパターンは、押し目を
買えず、じれて、すっ高値を買うことです。

他人と歩調を合わせていては、なかなか儲けることは出来ません。
相場と歩調を合わせるべきなのです。
押し目を買えず、皆が高値を買った相場は、早晩調整を迎えます。とくに
タイミングよく悪材料でも出ようものなら、予想以上の下落となる。
上昇トレンドが長く続いてロングポジションが膨れ上がったところに出る
悪材料には、われ先にと利食い売りが出て当然でしょう。

「初押しは買い」、
しばらく上昇相場が続くと、買い損ねた人や利食いを早くし過ぎた人が
出てきます。彼らは今度下がったら買いだと待ち構えている場合が
多いのです。さらに押し目を待ち続けている人もいます。
長く続いた買いたいという気持ちを、たった一度の下落で捨て去ることは
出来ません。だからこそ最初の押し目は買えるのです。

そのような相場も、いずれ本格的な調整、または下落トレンド入りします。
何らかの理由で上がればたたく、戻り売りの出番がきます。
この場合、人が戻り売りを言い出したなら、機先を制して売りたたくのが
よいでしょう。

「戻り待ちに戻りなし」と言うものです。


Shigeki Kawahara-Night Flight [HQ] Smooth Jazz
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする