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相場三昧 マーケットウォーカー

株・商品・FXマーケットに立ち寄る
SOUL, SMOOTH JAZZを愛するトレーダー

 

人見て相場張るな

2010-10-20 16:30:47 | 相場の張り方
相場道 奥の細道に「人見て相場張るなかれ」という重要な項目がある。

誰がどうした、彼はこうしたという情報である。それに対する感情である。
あくまでも「相場は相場に聞く」態度。自分の感情を交えない。
所謂、見ざる、聞かざる、言わざるの三猿主義である。

ところが、人は見たい、聞きたい、言いたいものである。
見れば惑い、聞けば腹立ち、言えば角が立つ。
老子は「不出戸、知天下」と言った。
戸を出ずして天下を知り、窓より窺がわずして天道をみる。

知識、情報を求めて駆けずり回れば回るほど、ますます知識があやふやになる。
ところが実際は、気になることは一刻も早く知りたいのが人情である。
それで相場の成績はいつもよくない。考えてみれば、相場は感情、心情というもので
どれだけ邪魔をしているかということである。

相場は流れについて行くだけでよいといわれる。
誰がどうした、こうした。なにがどうだ、こうだ。--の強弱は不要。
ところが素直について行けない。心に計算があるからだ。

名人、達人などというものではなく、愚公山を移すの愚鈍こそ神髄か。


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三割高下の戦法

2010-10-12 16:01:44 | 相場の張り方
相場の張り方に色々あって、それはその人の職業、性格、過去の経験、好み
などによって違う。米国にハッチの法則という相場の張り方がある。
安値から10%上がった相場には黙ってついて行くという方法である。
逆に高値から10%下がった相場は買い玉利食いしたあと、売っていく。

タイプからいうと乗せ商いである。日本では本間宗久の三割高下。あるいは
「三猿金泉録」の牛田権三郎の三割高下戦法が有名である。
この三割高下を相場の張り方として身につけていたのが戦前の「米の山種」さん。
戦後は「株の山種」。山崎種二氏には、サヤの山種・売りの山種とも言われた。
三割高下とは、ハッチの法則の逆である。

もっとも三割高下に向かうという前段に「五分、一割に従いて」という文句が
つくから、ハッチの法則と同じ方法のところもある。
五分一割に従うとは安値から5~10%の上昇についていく。ただし、30%高から
売っていく。高値から30%下げたところから買っていく。
山種戦法は、この三割高下に向かうからナンピン売り上がり、買い下がりでもある。

現代に江戸時代、戦前戦後の戦法など通用しないと言う人もいる。
経済の仕組みも、スケールも違う現代と、鎖国時代のお米が主となる経済とは
比較の仕様もないから、同次元に置くわけにいかない。

しかし人間の心というものは変わっていない。
相場のとどのつまるところは欲望との戦いである。



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白いサルと普通のサル

2010-10-04 14:47:44 | 相場の張り方
ラジオ日経を聞いていて、ここ数年「金」に対してずっ~と弱気のアナリストがいる。
いくら上昇しても上がらない理由を理路整然と述べる。。。


先物取引は、運動量の原則とも言う。
これは他人がそう信じていることを彼が信じるわけで、市場に参加している投機家には
それぞれ強気な考え、弱気な考え、そしていつも迷っている人たちがいるけれども
売る場合は、他人が売るだろうと信じて売りに回り、買いも皆が買うだろうと信じて
買いに回るのである。
だから、いくら正しい答えを持っていても他人が信じなければ、その答えは
「正解ではない」のである。

よく相場は売りか買いか、二つに一つの確立という考えを持つ人がいるが、
これは一回限りの場合であって、継続していく場合の確率は急速に低くなる。

以上のことを頭において、相場というものを考えると、ますます難解になるのが
1、群集心理 2、大衆催眠 3、パニック心理
この三つが証拠金取引の芯になるわけで、このことを知らないと
「白いサルと普通のサル」のようなことになる。

これは、普通の毛並みのサルが一匹だけ白い毛並みのサルの群れの中に入ってしまうと
いくら大声で「白いサルはサルではない、間違っている」と叫んでも、逆に白いサルから
「お前の毛並みはサルではない」と迫害を受けたという話。

相場社会の正義というのは勝者である。これは厳然としている。
水に落ちた犬を叩くのが正義の基本である。

チョット気になる・・・
日本は大丈夫かねえ。。。




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天井三日・底百日

2010-09-24 13:10:26 | 相場の張り方
相場の世界では「天井三日・底百日」という。

相場の天井、即ち大河の猛きである。沸騰高ー相煎れーストップ高ー大出来高ー
万人総強気ー連日夜放れ。確かに、天井三日である。
そのような時は、材料ではなく人気の偏り即ち内部要因の窮極である。
百戦して危うからずを相場の身上とする人ならば、そのような爛熟しきったところを待つ
本間宗久の言う、火の中に飛び込む思いで売るところである。

ところが、いちいち材料、材料で相場に強弱つけていくと、まだ青い果実(相場の若い
ところ)から売っていく。
しかも、もういいだろう。もうこの辺ーと逆境にある玉を可愛がり、自分の都合の良い
解釈をして追証また追証、夜も眠れない。
とどのつまりは天井圏で資金が続かず踏み上げる。

天井が見えているのに踏まされる・・・。




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勢い使い果たすべからず

2010-09-21 16:12:30 | 相場の張り方
人間というものは、調子に乗りやすいものである。神様がそのように創っている。
しかし、調子に乗った時が、実は一番恐ろしい時であることを神様は教えてくれない。
そのことは経験してきて誰でも判るようになっているが・・・。

相場の世界にも雲一つない日本晴れの絶好調の幸運時こそ、知らぬ間に破局の種が
蒔かれているということが多い。人は不幸の時や、逆境の時に不幸が始まるのではない。
病気の時に、病気が始まる訳ではないように・・・。
破局と言うのは、ツイテイル時にこそその兆しが発生している。健康な時に、病気の
原因をつくるようなものだ。

「禅」で、薄氷を踏むが如く言動を慎めと言うのもこの為である。
勢い使い果たすべからず。福、受けつくすべからず。という。
もし使い尽くさば縁必ず弧なり。要するに程々にしておけということ。

ところが、このホドホドが大変難しい。自分ではその時の思いとして、ホドホドの
つもりが境界線を越えていたりするものである。
勢いというものにしても、さあこれから、やっと調子が出てきたーーと思うあたりで
すでにオーバーしていたりするのは、後になってみないと判らない。

後悔先に立たずと言うわけだが、好機逸すべからずともいう。
老子は、「自ら勝つものは強し」と教えた。

人間社会の仕組みは、教えていなくても厳然とそのようなことが現実であるから
判る人はなるほどなあーーと判ってくるようで世の中、実にうまく出来ている。




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