HD DVDの負け

ＨＤ撤退へ　ブルーレイ支持広がり、継続困難に
　やっぱりというか、とうとうというかのニュース。昨年の状況からみてBD陣営の積極的な展開に比べるとかなり地味な戦略、反応のトロさをみていると当たり前の結果になったと思う。HD DVDの利点をもっと積極的に展開をしていけばよかったと思うし、ユーザーが望む商品をもっと早く登場させていけばといつも思っていたのだが、年末商戦期に買ってしまった人は悔しいだろうなぁ。

　今となってはちょっと痛い発言。
「BDに負ける要素は見あたらない」―東芝・藤井常務
・メディアの安さを謳ったが店頭で買えるのはBDばかり
・DVDとのコンパチブルなソフトを何本提供したの？
と東芝はこの3年間何もしなかった。

結果これどうなるの？
月探査機「かぐや」が撮影した月と地球のHD映像
BDでも発売することになるんだろうなぁ。
というかここまできてHD DVDという媒体で発売するのかな？？


　なんにしても思うことは、このあたりの商品ってみんなメーカーの利権ばかりでユーザーが何を望んでいるのか考えてもらえないのがやっぱり残念だ。ダビング10もそうだが、孫コピーができないのではあまり意味がないと思う。自分が面白いと思ったもの感動した番組・映像を自分の子供に見せてあげることができない可能性が高いのがなんかイヤ。あと20年もしてHD DVDやBDなどを再生する方法があるのだろうか？デジタル情報であればPCなどでそのデータを見ることができるようになっているはずなのに著作権情報によって断たれるだろうし、非常に腹立たしいウー c(｀Д´ｃ)