青い空が黒い空
緑の木々が雪をかぶったような白
ということで赤外線フィルターです。
調べるとケンコーから発売されているようなので店頭に見に行くとこれがまたすごい価格。
3000円ぐらいかなと甘く見積もっていたら1万円とかは遊びでやる価格を超えている。ということで退散。
ソフマップの店員さんに相談したら「自作してみたら?」と言われて作ってみた訳ですよ。
(ちなみにblogをさぼっているときに作った物で2009年3月ぐらいに作りました)
GR-Digital用として作りました。出来上がったフィルターを装着させるのにGH-1というアダプタが必要。
・37mmから49mmへのステップアップリング(価格忘れた、1000円ぐらい??)
・49mmのMCプロテクター(ソフマップ中古で200円ぐらい)
・FUJIFILMから出ているゼラチンフィルターとよばれるものIR72ぐらいをおすすめと言われながら何故かIR76を購入している私。何がどうなってこれになったか覚えていない。(1000円ぐらい)
作り方
1.ゼラチンフィルターを円形にカット。雑でも問題ない。直径49mm以内にまとめよう。
2.切ったフィルターをステップアップリングにのっける。
3.ステップアップリングにプロテクターをくっつける。
完成\(^o^)/
フィルターは真円どころかめちゃくちゃいびつでもなんとかなる。
ホコリは結構はいるので適度にお掃除も
オートフォーカスはほぼ効きません。のでスナップモードにしましょう。
真っ昼間でもシャッター速度はかなり遅く、手持ちで撮るのはムツカしい三脚は必要。ISO1600まであげればなんとかなるかも。
ということで、作ってはみたものの手持ちでは撮りにくいということですっかり出番がなかったこのフィルター。1万円も出さないで良かったと思う。
しかし、この37mmというフィルター径が思わぬものと一緒に。
そう、「E-P1」のパンケーキレンズこと「M.ZUIKO DIGITAL F2.8 17mm」と一緒だったのですよ。
この記事の1枚目の写真はE-P1+自作赤外線フィルターで撮った物です。ISO1600と手ぶれ補正効果は快適に撮ることが出来そうです。
が、問題点として
・ピントはマニュアルでないと合わないことが多い。
・E-P1にはパンフォーカスモードが無い。ということはオートかマニュアルのどちらか。
・マニュアルフォーカス時にはフォーカスアシスト機能の際画面がほぼ真っ暗けになるのでほぼ勘で決めるしかない。
等の問題点も多々ありますが、アートフィルターの「ラフモノクローム」とかと組み合わせると面白くなりそうな気がします。
この赤外線フィルター「水着が透けて撮れる」というイメージが強いアングラ的な商品という位置づけになっているのか?そんな魔法のような効果は使っている感じだとなさそうな気もしますが、安易に手を出させない為の高価な設定になっているのかなと。しかしこれからの夏という季節には青い空と緑の木が多いので楽しんで使ってみようと思います。