ヴィーガン生活、日々のこと。

ベジタリアンの中でも乳製品や卵も摂らないヴィーガンです。
そんなヴィーガン生活の様子や日々感じていることを綴ります。

ファーファッションに思うこと

2012-10-31 | 毛皮

最近は通勤途中で、ファーファッションを多く見かけるようになりました。

ジャケットなどの襟、首元、フードの縁、ブーツの周りなどについていることが多いです。

私は毛皮の生産方法の動画を観ているので、ファーファッションを見ても、可愛いとかオシャレとか一切思わなくなりました。

飼育場の金網から引っ張り出され、感電させられるキツネ。
地面に何度も叩きつけられたり、棒で殴られるタヌキ。
首を踏みつけられ、棒で殴られるキツネ。
そして動物たちは意識が絶え絶えの中、必死で抵抗し、もがいています。そして意識が絶える前に毛皮を剥がされています。死後硬直が始まると作業がしにくくなるからです。
多く出回っているラビットファーは、ウサギが足から逆さにつりさげられ、首をナイフで切られます。
毛皮に傷をつけないようにするために、このような苦痛の大きい、非人道的な手段で殺されています。

先日は、アザラシの毛皮で出来ているのではないかと思うブーツを履いている若い女の子がいました。(フェイクファーだといいのですが…。)

アザラシの毛皮は、カナダでアザラシ猟として行われ、殺されるアザラシのほとんどは赤ちゃんアザラシです。
赤ちゃんアザラシの頭を、先端に金属がついた棒で何度も殴り、殺します。書くのさえ辛いような殺し方です。
殺されるアザラシの数は、1年間でおよそ30万頭に上ります。

これらの映像を観ることは、耐えがたいほどつらいものです。ただこれが現実に、私たちの見えないところで行われていることです。

方法は本当に酷いものですが、例え方法がどうであれ、人間のファッションの為に、動物を殺し、動物の毛皮を奪うという行為は、もう終わらせる時期に来ているのではないでしょうか。


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