時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

和歌山・生石高原 日帰りドライブ-02~生石ヶ峰へ

2019-10-13 23:48:16 | 近畿/日本
 生石高原の主峰というべき、生石ヶ峰を目指します。

 <<和歌山・生石高原 日帰りドライブ-01>

 晴れ渡った、気持ちの良い青空の下、これまでの高原と同様ススキに覆われた登山道から、秋の気配を纏わせたススキの穂と山並みとの素敵な風景を楽しみながら、生石ヶ峰の頂へと歩を進めました。
 到着した山頂もまた、ススキの草原に囲まれた、清々しい空間でした。

 <生石高原(おいしこうげん)>


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 多くのカップルや家族連れの方々が憩う、生石高原のススキの草原から、高原上にひときわ高く聳える生石ヶ峰へ、出発します。

 草原では、無数のススキが一斉に、白穂を勢い良く空を突くように、掲げているようでした。



 生石ヶ峰へと至る登山道も、ススキの草原へと分け入るように延びています。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 道を囲むススキの穂に、手招きされ且つ見送られながら、結構離れて聳えているように見える生石ヶ峰を、目指します。

 生石高原の標高は約800mで、生石ヶ峰山頂のそれは870m。
 高度差70m程の行程です;



 道中に現れた十字路もやはり、ススキの穂で覆われた草原の中でした。
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 画像右の方向へと延びていく道が、生石ヶ峰山頂へと向かう登山道。
 大人の身長をも超えるような高さに成長したススキのトンネルのような道を、進みます。



 上り坂をしばらく歩き進んでいくと、正面にこんもりとした頂(に最初は見えました)が。
 自然と、歩くスピードも心なしか、速まります。

 この、正面の頂がてっきり生石ヶ峰の頂上かと、思っていました。。。



 沿道では、見上げる程の高さで、ススキが吹き渡る風を受けて、穂を揺らせていました。

 ススキの穂が風に揺れる眺めは、秋の訪れを感じさせますね。
 風に揺れるススキが立てる、カサカサという音にも、秋を感じます。



 頂まで、もうあと少し!(←と、思い込んでいました…)

 この坂を上り切ったら、どんな素敵な風景が待っているのか、と思うと、スパートをかける足取りも、俄然スピードアップw



 …こんな風景が、眼前に広がりました。。。
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 フェイク山頂ですか…(^^;)
 気を取り直して、再びススキの草原へと、分け入ります。



 標高870mの山頂まで、生石ヶ峰は山肌をススキに覆われているようです。

 ススキの穂が、「あともう一息!」と励ましてくれているかのように、揺れていました。



 生石ヶ峰頂上直下で、これまで歩いてきた方向を振り返ります。

 一面ススキに覆い尽くされた、生石高原のパノラマを望むことができました!
 木の生えていない山肌は、ほぼ全てがススキの草原です。

 正面に見える、気に覆われた峰の足元辺りに、車を駐めた駐車場があります。
 ずいぶん遠くまで来たなぁ、と実感しました。



 巨岩が鎮座していた、生石高原の笠石からおよそ15分で、目指す生石ヶ峰頂上へ到着。

 頂上も草地で、山肌を覆っているススキに囲まれています。
 ここでも、登ってきた人々が、思い思いに憩っていました。

 私も腰を下ろして、しばし休憩。



 生石ヶ峰山上から、北西の方向を眺めています。
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 ススキの穂越しに和歌山市街等を望む絶景を、ここからも楽しむことができました。
 頂上を吹き渡る風は、ススキの穂も気持ちが良さげですねw



 生石ヶ峰山頂から、今度は南西側の眺望を。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 北西側とは対照的に、山々が幾重にも連なる、雄大な風景が広がっています。
 手前には、頂上から続く斜面を覆っている、ススキの草原も眺められ、樹木に深く覆われているような山々の連なりとは異なる景観の美しさも、楽しむことができました。

 せっかく訪れた山頂なので、しばらくの間、この広々とした眺めを、心ゆくまで堪能します。

 <和歌山・生石高原 日帰りドライブ-03>>



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2019-10-23 23:40:15
やった~、山頂だ!と思った瞬間に先に延びる道を見つけると体の力がどっと抜けますよね。私も何度かその経験があります。
最後の写真を見ると、何故『青い山脈』という歌が生まれたのかよくわかりますね。
手前から空までのグラデーションが素晴らしい。
箱根の仙石原は台風19号で遊歩道が流されてしまいました。
日本人は来年見られるけれど、外国からの観光客が可哀そう。
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タヌ子さん。 (taろう)
2019-10-24 22:13:28
山頂だと信じて、着いたらまだ道半ばと分かった時のショックの大きさは、そこまでで山を登るための体力をかなり使い切っている状態であるというのも、大きく響いているのでしょうね。。。
それだけに、本当の山頂へ到着した時の気分は、格別でした!
本当に、山並みの遠望は、青く見えてくるので、不思議です。
山に登ること自体が、ほとんどなくなっていたので、山が連なる風景の雄大さと美しさに、しばらく心を奪われていました。
せっかくいい季節となったのに、仙石原は残念なことになってしまいましたね;;
1日も早く、元の美しい眺めを楽しめるようになることを、祈るばかりです。
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