時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

和歌山・生石高原 日帰りドライブ-03~生石ヶ峰からススキの高原歩き ①

2019-11-03 04:14:10 | 近畿/日本
 生石ヶ峰頂上からの眺望を眺めてから、ススキの穂に覆われた高原を、歩き巡ります。

 <<和歌山・生石高原 日帰りドライブ-02>

 生石高原一帯を覆い尽くしたかのようなススキの群生は、一斉に穂を天へ向け、広げていました。
 高原を吹き抜ける、気持ちの良い風に揺れる穂が演出した、高原全体が波打っているかのような素敵な風景に見とれながら、ススキに覆われた高原上を、散策します。

 記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。

 <生石高原(おいしこうげん)>


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 久しぶりに登った、山の頂上からの絶景を引き続き、眺め続けています。

 生石ヶ峰の頂上は、山肌一面を覆ったススキの群生に、ぐるりと周囲を囲まれていました。
 ススキの穂越しに眺める、山並みの連なりの、格別な眺めを、しばしの間堪能しました。



 生石ヶ峰頂上から東へ、山肌を下った先にある生石神社へと至る道。
 (この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)

 道と行っても、ススキに囲まれた獣道のような佇まいですが、フラッと誘われてしまいそうな、不思議な魅力を纏った道でした。
 誘われるままに、進んでみたかったですが、残念ながら時間の都合により、頂上からの道の始まりを眺めるだけにしました。



 車を駐めた駐車場や、笠石等、この頂上を目指して登ってきた方角を、眺めています。

 駐車場と尖った屋根を持つ山の家との間に、笠石が見えています。
 結構歩いてきたなぁ、という実感を抱きことのできる、雄大な眺めを満喫しました。



 もう少し、頂上近くの手前に引いたアングルでの、遠望。

 10月とはいえ、まだまだ夏の暑さを感じたこの日でしたが、一面のススキの穂の風景を眺めるにつけ、季節は確実に秋へと変わりつつあることを、実感しました。
 秋の訪れの証を求めて、この生石高原を訪れたのは、正解でした。



 気分良く眺望を楽しんだ、つかの間の頂上滞在を終え、もと来た道を引き返します。

 頂上から一歩を踏み出した途端に、沿道はススキの穂に両側を囲まれます。
 燦燦と降り注ぐ陽光に、勢いよく天を仰いだ穂が、白く輝いていました。



 道中、身長よりも高い位置にある穂に、目を奪われがちでしたが、足元でも、可憐な花々がカラフルな色どりを添えてくれていました。
 (この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)

 花の蜜に誘われているのでしょうか…小さな虫が、飛びながら近付いてきていますね。



 途中で、往路とは異なるルートを進んでみることにしました。

 進路は再び、緩やかな登り坂に。
 道の両側のススキは、いよいよ勢いを増して迫りくるような迫力を感じます。

 ススキの穂の中へと、分け入る気分は、最高でした!



 …そういえば、ススキって、ものすごく背が高くなる草だったなぁ、と、子供時代には当たり前であった認識を、今更ながら再確認(^^;)

 ススキの穂が、道路上にまで頭を垂れて覆い被さってきて、ちょっとしたススキのトンネル気分も味わえました♪



 全体的には、ススキの穂はまだ、開ききっているとは言い難く、穂が出たてな印象でした。

 穂が出て間もないので、「今出ました!」というフレッシュな勢いの良さが爽快な、青空と若々しい穂とのコラボレーションによる、絶景でした。



 近寄ると、穂の綿毛の輝きがクッキリと!
 風にそよぐ穂が、気持ち良さそう。

 ススキの、噴水のようですねw



 輝くススキ、乱れ咲きといった風情。
 ススキの穂は、花なのですね。

 百花繚乱のような勢いの良さに、ホレボレw



 ススキのトンネルから、ちょっとした眺めを楽しめる場所へと、出てきました。

 生石高原は、やはり一面のススキに覆われています。
 風が吹くと、高原を覆ったススキの穂が、一斉に揺れ動いて波打ちます。

 草原の生石高原と、対照的に樹林に覆われた遠い山並み…飽きることのない、美しい眺めです。



 一見、穂が出ていなくて、緑に見えていた遠くの斜面も、白い穂に覆われていることが、ズームアップで分かりました。
 山の端から、無数のススキの穂が突き出ている様子もハッキリと見てとれて、とても趣のある景色です。

 ススキの生石を満喫できた、素敵な回り道でした。
 もう少し、ススキを愛でながらの散策が続きます。

 <和歌山・生石高原 日帰りドライブ-04>>



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2019-11-17 06:40:44
若いススキの穂は天に向かってシュッと伸びてるんですね。いつもススキを観に行くときは終わりごろに行っていたので、頭を垂れた穂の印象しかありませんでした。
華やかさはないススキですが、何に阿ることもなく、我が道を行くと言った雰囲気のある素敵な植物ですね。
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タヌ子さん。 (taろう)
2019-11-17 22:17:24
穂が出たてのススキからは、若々しい勢いと清々しさとを、感じ取ることができました。
一面黄金色に染まる、見頃の末期の景色の素晴らしさは言うまでもありませんが、晴れ渡る秋空へ、シュッと伸びゆくような、爽快な眺めもまたススキの魅力と再認識しました。
白い穂を風に揺らせるところが、飄々としたススキの風情は、昔から人々の心の琴線に触れてきたのでしょうね。
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