夏の盛りであった8月の末に、涼を求めて、滋賀県にある鍾乳洞の、河内風穴を訪ねました。
噴き出てくる汗を拭き拭き、辿り着いたのは、涼しげな冷気が絶え間なく噴き出ていた洞の入口。
一時、地上の猛暑を忘れ、涼しい地底探訪を楽しみました♪
<河内風穴(かわちのかざあな/かわちのふうけつ/かわちふうけつ)>
京都の自宅から距離にして約80km、車で名神高速道路を走って1時間半程で、お目当ての河内風穴の入口まで到着。
考えることは皆同じなのか、結構午前の早い目に到着したと思いましたが、既に駐車場には多数の駐車…空き待ちしない最後の1台のスペースに辛うじて駐車することができ、早速鍾乳洞へと向かいます。
洞への順路の入口で入場料(500円/2020年8月現在)を支払い、八幡神社の脇を、山の中へ進んでいきます。
森の中の上り坂となっている階段状の小径を、上っていきます。
8月末は、まだまだ蒸し暑い夏の最中…少し歩くだけで、汗が服を濡らします;;
木々の緑が、僅かに爽やかな涼を連想させてくれます。
程なく、風穴の入口へ到着。
ご覧のとおり、入口はかなり小さな穴で、進入するのに身をかがめる必要がある位の高さしかありません。
この画像では写りませんでしたが、洞口からはひんやりとした霧状の冷気が噴き出ているのが、目視できました。
鍾乳洞の中へ入ると、一気に頭上の空間が高くなります!
瓦礫が足許に転がっている中を、地中深く下っていきます。
気温も、地上からは想像できない涼しさにまで、下がっていました。
天然のクーラーですね。
鍾乳洞内の「大広間」と呼ばれる場所まで来ると、身をかがめて進入した小さな入口からは想像もつかない広い空間が、地中に広がっていました!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
照明の色彩からか、洞内は中々幻想的な雰囲気に満ちていました。
見学者との対比で、大広間の広さが分かります。
上の画像の正面に写っている部分を上り、振り返って元来た順路を撮影したのが、下の画像。
2ヶ所、青く写っている部分が見えますが、そのうち左の細長い方が、洞に進入した入口です。
一般の見学者が進める、最も奥の部分まで来ました。
瓦礫が塞ぐような形で、閉塞となってい感じに見えます。
それ程長い工程ではありませんが(入口から約200m)、ちょっとした探検気分を味わうには、十分な体験です♪
順路を少し引き返して、大広間の上層にある、小さな洞への急な階段(梯子?)を上ります。
上層には、降りるのを待つ見学者の姿。
阿吽のタイミングで、交互に上り下りしています。
上層も、入ることができるのは、上がってすぐ奥の空間まで。
行き止まりですね。。。
画像左端に、施錠されたフェンスがあり、更に奥へと続いているようですが、ここから先は立入禁止でした。
大広間へと戻ります。
上ってきた階段(やはり梯子ですね;;)を上から見ると、ほとんど垂直…梯子利用中は、下が見えないことが幸いでした(^^;)
一般の見学者が進入可能な箇所は、これまでのようなので、大広間から洞口へと戻ります。
青く見えている左側の、横に補長い部分が、入ってきた洞口です。
崩れ落ちた岩で埋まっているかのような、大広間の底の部分。
これらの岩も、人の高さ程の大きさがあるものが多く、迫力満点!
今大地震が起きたら、生き埋めになること必至だな…と思っていたりしたら、周りの人たちも同じような感想を口にしていました。
こういう所で考えることは、皆大体同じようですね。
ちょっとした、地底世界の雰囲気を楽しむ人たち。
もちろん、私も、その中の一人w
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
尖った岩のちょうど先端に照明が被さったり、アングル次第で、色々と幻想的な地中の光景を演出することができます。
ひととおり地中探検気分を味わって、地上へと這い上がりました。
途端に身の回りは、灼熱の蒸し暑さに包まれます;;
今度は、冷気の様子も撮影することができました。
曇っているように写っているのが冷気の霧で、この霧にあたると、なんともいえない快適な涼しさが…!!
皆さんしばし、この霧にあたって、涼をとっていましたw
こちらの曇りは、急激な温度変化でカメラのレンズが結露したことによるもの。
…ちなみに、めがねのレンズももれなく結露してしまい、視界はほとんどゼロ状態(ToT)
足許を撮影してみると…曇ってよかったのかもしれません?!
洞へと続く小径は、気持ちのよさげなせせらぎを渡ります。
岸辺にも、涼をとる人たちの姿が。
木陰と川の流れで、かなり暑さも和らぎます。
訪れた河内風穴は、関西で最大規模の鍾乳洞ですが、一般の見学者が立入ことができるのは、入口から200m程の部分のみで、この部分は鍾乳洞らしい鍾乳石のような地形は見ることができません。
それでも、こうした洞へ入ったのは子供の頃以来のことで、普段は体験することもない地中の様子を、何より涼しく(←これが今回最大の目的でしたw)探訪しながら味わうことができました。
この河内風穴には、江戸時代には洞内へ放った犬が、こちらの近江(滋賀県多賀町)側から鈴鹿山脈を隔てた反対側の伊勢(三重県)側から出てきたという逸話も伝わっています。
この一体は石灰岩地形ということで、鍾乳洞も発達しているそうです。
先程の立入禁止のフェンスから奥へも、洞は続いていて、その奥の部分には鍾乳洞らしい地底湖等もあるようで、そうした様子を収録したDVDも販売しているようです。
こうした場所への進入はかなり危険とのことなので、立入禁止は残念でしたが、涼しく過ごせる気軽な地底探訪気分を味わえた、楽しい鍾乳洞見学でした。
噴き出てくる汗を拭き拭き、辿り着いたのは、涼しげな冷気が絶え間なく噴き出ていた洞の入口。
一時、地上の猛暑を忘れ、涼しい地底探訪を楽しみました♪
<河内風穴(かわちのかざあな/かわちのふうけつ/かわちふうけつ)>
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京都の自宅から距離にして約80km、車で名神高速道路を走って1時間半程で、お目当ての河内風穴の入口まで到着。
考えることは皆同じなのか、結構午前の早い目に到着したと思いましたが、既に駐車場には多数の駐車…空き待ちしない最後の1台のスペースに辛うじて駐車することができ、早速鍾乳洞へと向かいます。
洞への順路の入口で入場料(500円/2020年8月現在)を支払い、八幡神社の脇を、山の中へ進んでいきます。
森の中の上り坂となっている階段状の小径を、上っていきます。
8月末は、まだまだ蒸し暑い夏の最中…少し歩くだけで、汗が服を濡らします;;
木々の緑が、僅かに爽やかな涼を連想させてくれます。
程なく、風穴の入口へ到着。
ご覧のとおり、入口はかなり小さな穴で、進入するのに身をかがめる必要がある位の高さしかありません。
この画像では写りませんでしたが、洞口からはひんやりとした霧状の冷気が噴き出ているのが、目視できました。
鍾乳洞の中へ入ると、一気に頭上の空間が高くなります!
瓦礫が足許に転がっている中を、地中深く下っていきます。
気温も、地上からは想像できない涼しさにまで、下がっていました。
天然のクーラーですね。
鍾乳洞内の「大広間」と呼ばれる場所まで来ると、身をかがめて進入した小さな入口からは想像もつかない広い空間が、地中に広がっていました!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
照明の色彩からか、洞内は中々幻想的な雰囲気に満ちていました。
見学者との対比で、大広間の広さが分かります。
上の画像の正面に写っている部分を上り、振り返って元来た順路を撮影したのが、下の画像。
2ヶ所、青く写っている部分が見えますが、そのうち左の細長い方が、洞に進入した入口です。
一般の見学者が進める、最も奥の部分まで来ました。
瓦礫が塞ぐような形で、閉塞となってい感じに見えます。
それ程長い工程ではありませんが(入口から約200m)、ちょっとした探検気分を味わうには、十分な体験です♪
順路を少し引き返して、大広間の上層にある、小さな洞への急な階段(梯子?)を上ります。
上層には、降りるのを待つ見学者の姿。
阿吽のタイミングで、交互に上り下りしています。
上層も、入ることができるのは、上がってすぐ奥の空間まで。
行き止まりですね。。。
画像左端に、施錠されたフェンスがあり、更に奥へと続いているようですが、ここから先は立入禁止でした。
大広間へと戻ります。
上ってきた階段(やはり梯子ですね;;)を上から見ると、ほとんど垂直…梯子利用中は、下が見えないことが幸いでした(^^;)
一般の見学者が進入可能な箇所は、これまでのようなので、大広間から洞口へと戻ります。
青く見えている左側の、横に補長い部分が、入ってきた洞口です。
崩れ落ちた岩で埋まっているかのような、大広間の底の部分。
これらの岩も、人の高さ程の大きさがあるものが多く、迫力満点!
今大地震が起きたら、生き埋めになること必至だな…と思っていたりしたら、周りの人たちも同じような感想を口にしていました。
こういう所で考えることは、皆大体同じようですね。
ちょっとした、地底世界の雰囲気を楽しむ人たち。
もちろん、私も、その中の一人w
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
尖った岩のちょうど先端に照明が被さったり、アングル次第で、色々と幻想的な地中の光景を演出することができます。
ひととおり地中探検気分を味わって、地上へと這い上がりました。
途端に身の回りは、灼熱の蒸し暑さに包まれます;;
今度は、冷気の様子も撮影することができました。
曇っているように写っているのが冷気の霧で、この霧にあたると、なんともいえない快適な涼しさが…!!
皆さんしばし、この霧にあたって、涼をとっていましたw
こちらの曇りは、急激な温度変化でカメラのレンズが結露したことによるもの。
…ちなみに、めがねのレンズももれなく結露してしまい、視界はほとんどゼロ状態(ToT)
足許を撮影してみると…曇ってよかったのかもしれません?!
洞へと続く小径は、気持ちのよさげなせせらぎを渡ります。
岸辺にも、涼をとる人たちの姿が。
木陰と川の流れで、かなり暑さも和らぎます。
訪れた河内風穴は、関西で最大規模の鍾乳洞ですが、一般の見学者が立入ことができるのは、入口から200m程の部分のみで、この部分は鍾乳洞らしい鍾乳石のような地形は見ることができません。
それでも、こうした洞へ入ったのは子供の頃以来のことで、普段は体験することもない地中の様子を、何より涼しく(←これが今回最大の目的でしたw)探訪しながら味わうことができました。
この河内風穴には、江戸時代には洞内へ放った犬が、こちらの近江(滋賀県多賀町)側から鈴鹿山脈を隔てた反対側の伊勢(三重県)側から出てきたという逸話も伝わっています。
この一体は石灰岩地形ということで、鍾乳洞も発達しているそうです。
先程の立入禁止のフェンスから奥へも、洞は続いていて、その奥の部分には鍾乳洞らしい地底湖等もあるようで、そうした様子を収録したDVDも販売しているようです。
こうした場所への進入はかなり危険とのことなので、立入禁止は残念でしたが、涼しく過ごせる気軽な地底探訪気分を味わえた、楽しい鍾乳洞見学でした。
ここは鍾乳石が見られないのは残念だけど、冒険気分を味わえそうですね。でも閉所恐怖症の人にはちょっと辛いかしら。
洞の外の景色が美しいですね。
公開部分でも、童心に帰り、ちょっとした探検気分にはなれたので、まあ良しとしますw
クロアチアもカルスト地形が多いので、素敵な洞窟がたくさんありそうですね^^
荒涼とした洞内と、緑豊かな洞外とのコントラストも、素敵でした!