クロアチア旅行+α2011-32～松林の浜辺が続くテラシュチツァ湾 テラシュチツァ＜3＞

　車を降りて徒歩約15分、テラシュチツァ湾（Luka Telašćica）の浜辺に到達しました。

　以後しばらくの間、透き通った紺碧のテラシュチツァ湾を横目に、松林のトンネルのような散策路を進みます。


＜テラシュチツァ関連リンク＞

テラシュチツァ自然公園（Park prirode Telašćica）

テラシュチツァの地図

テラシュチツァの地図（詳細版）

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　少し道を離れて、テラシュチツァ湾の水辺へと降りてきました。
　海とは思えない、静かな水面です。
　透明度は非常に高く、石の海底がずっと続いている様子が手に取るように分かりました。

　対岸の浜辺沿いに、これから進んで行く散策路が通っています。

　ヨットが沖に停泊しています。
　テラシュチツァでは、よく見る風景です。

　木立越しに眺めると、このヨットがテラシュチツァの美しい自然を満喫している様子が一層伝わってくるようで、とても羨ましく思えました。

　見飽きることのない、どこまでも透明な紺碧の海。
　対岸の半島には、こちら側の半島とは対照的に、ほとんど木が生えていない感じです。

　美しい青のグラデーションに彩られる、テラシュチツァ湾。
　明るい陽光の中、空、山、海、浜辺、どれも皆鮮やかな色彩を放っています。

　木陰から覗くと、海の碧さが一段と素晴らしく強調されて見えます！

　松林の緑豊かなこちら側と、地山がむき出しのような対岸との対照的な風景が、紺碧の海水を挟んで間近に対峙しているのも不思議な眺めです。

　こちら側の浜辺の松林の影が、碧い海面とのとても良いコントラストとなっています。

　場所によって細かな波紋が刻まれていたり、ガラスか鏡のように滑らかになっていたりと、波静かでも表情豊かな海面がまた素晴らしいの一言です！

　ロバがいました。
　日差しを避けて、日陰で休んでいる風でしたｗ
　このロバ達、自然公園内を自由に歩き回れるようで、後刻別所で見かけました。

　どこへと移動しても変わることのない、波静かな紺碧の海に、何隻ものヨットが錨を下ろしています。

　透き通った海水が、浜辺の石の色から鮮やかな碧へと色が変わっていく様子は、本当に綺麗です。

　駐車スペースから歩いて40分位の所に、レストランがありました。

　沖のヨットからゴムボートがレストラン前の岸に乗りつけて来て、続々とクルーの皆さん方が上陸していました。
　なるほど、船からのお客さんがメインとなる訳ですね。
　クルーの方々は、上陸するなりビール片手に談笑しています。
　優雅なクルーズ、本当に羨ましいなぁ。。。

　水深の違いなのか海底の地形の違いなのか、波紋がいきなり途絶えて海底がはっきり見えるという、不思議な海面です。

　テラシュチツァ自然公園の地図。
　現在地は、ミール入り江（Uvala Mir）という、テラシュチツァ湾内にある入り江です。
　分かり難いですが、画像の中央近くにある湖、ミール塩湖（Jezero Mir）のすぐ北西（左斜め上）の小さな入江です。

　興味のある方は、テラシュチツァの地図又はテラシュチツァの地図（詳細版）を拡大して、見つけてみてください（＾＾；

　ミール入り江の一番奥は船着場となっていて、小型のボート等が繋がれていました。
　どこまで行っても、やはり海水は透き通っていました。

　船着場から一旦海沿いを離れ、小さな峠（標高20mもあろうか、という程度）の鞍部からテラシュチツァ湾を振り返って。
　トンネルのように見える松の木の下から、真っ青な海と対岸の地山が覗き見えています。

　この後は、この峠を越えて坂道を降りたところにある、ミール塩湖を訪れます。

　テラシュチツァ湾のミール入り江から歩いてわずか5分の峠越えで、ミール塩湖に到着しました。
　背後が峠を挟んでテラシュチツァ湾、正面のミール塩湖を囲む斜面が低くなっている鞍部のように見える場所の向う側は、私が滞在しているドゥギ島（Dugi otok）の西側に広がるアドリア海（Jadransko more）です。
　ミール塩湖の湖水は、今まで見てきたテラシュチツァ湾の紺碧とは異なり、緑掛かった不思議な色をしていました。

　すぐ近くの海に挟まれているという変わった湖ですが、湖底でアドリア海と繋がっているそうです。

　これから、この湖岸をぐるりと一周して来ようと思います！