時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

クロアチア旅行+α2011-38~ドゥギ島最果ての午後 テラシュチツァ<9>

2011-08-26 19:01:58 | テラシュチツァ/クロアチア
 「もう一つのテラシュチツァ(勝手に命名(^^;)」の半島を進める所まで進み、遂にドゥギ島(Dugi otok)の隣の島、カティナ島(Katina)をアドリア海(Jadransko more)越しに望む、小さな入り江(Uvala)に辿り着きました!
 あたりは別荘らしき家屋が1軒建っているのみ…入り江を満たす紺碧の海が、午後の陽光をキラキラと燦めかせて、静かにさざ波を浜辺に寄せていました。


<テラシュチツァ関連リンク>

 テラシュチツァ自然公園(Park prirode Telašćica)

 テラシュチツァの地図

 テラシュチツァの地図(詳細版)

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 この小さな桟橋は、そのまま小径となって1軒だけ建っている家屋の玄関へと続いています。
 ボートがあるということは、在宅中でしょうか?
 ↑勘違いカンチガイ…(-_-;)
  家屋に至る手前に、もう1つあった桟橋でした!
  あたりに建物はなく、ボートが繋がれた小さな桟橋だけが、燦めく海に突き出ていました。

 眩しい午後の陽光は、その燦めきを照り返す紺碧の海面を、より明るく輝かせます。
 ここからでも、透明なボートの下部の様子が分かります!

 この入り江の周辺図です。
 拡大したり、航空写真等にすると、より判りやすくなると思います。
 地図中の "A" 地点に相棒のシトロエン(CITROËN)C4を置いて、"B" 地点までの間を歩いて往復しました。

 西側の細い半島を午前中に散策し、その半島にある湖が、ミール塩湖(Jezero Mir)です。



 午前中に訪れたテラシュチツァ湾(Luka Telašćica)同様、海とは思えない程小さなさざ波が静かによせる、石の浜辺です。



 逆光に燦めく海面。
 逆光の風景は、順光以上に情感豊かな場合がありますが、それをそのまま撮影するのは至難の業です><

 この、陽光に燦めく海も、私の好きな風景の1つです!



 正面の対岸はドゥギ島の隣に浮かぶカティナ島で、目の前のアドリア海の水路(小プロヴェルサ海峡、Prolaz Mala Proversa)を通行する船舶相手の、酒場(!)兼レストランが建っています。



 夏にはまだ少し早い季節ですが(5月初旬)、かなり頻繁にヨット等が通り過ぎて行きました。



 このレストランも、まだ休業状態のようでした。
 夏期のみの営業なのでしょう。



 別荘らしき家屋を過ぎると、辛うじて続いてきた道が遂に消滅して、このようにゴツゴツとした岩の浜辺をしばらく歩いてきました。
 この辺が、上記リンク先周辺図中の "B" 地点となります。

 静かに寄せる水音が耳に心地良く、水際の岩場に腰掛けて景色と共に堪能しました^^



 対岸の酒場兼レストランでは、夏の営業に向けて色々と改修作業をしているようです。



 石垣で囲った、四角い区画。
 ドゥギ島のこちら側からも、離れた場所からでも、よく目についていました。



 車を置いた上記リンク先周辺図中の "A" 地点まで、引き返します。
 別荘らしき家屋。
 左へ下りていくと、すぐに先程の桟橋があります。



 桟橋に対する小径の曲がり具合、木立越しからの海の見え具合…イイ感じです!



 上記リンク先周辺図中の "A" 地点へあと少しの所まで、戻ってきました。
 入り江とは逆方向(=車で来た方向)の眺め。
 海辺とは思えない風景です;
 大きな鳥が、悠々と滑空していました。



 相棒のシトロエンC4が見えてきました。
 入り江の最奥部です。

 木の生えていない山の眺めは、本当に印象的です。



 ここでの滞在は、およそ30分程でした。

 これで、この日のテラシュチツァ自然公園内の散策を終え、サリ(Sali)へと戻ります。



 「直滑降区間」を見上げて。
 最果てへの道程で、ドラマチックなラストを演出してくれましたw

 復路は走り出しからいきなり急勾配だから、ちょっとキツそう…よろしく!相棒!!

 グルバシュチャク(Grbašćak)や、ミール塩湖等を擁する、緑豊かで比較的保護の行き届いた西側の半島とは対照的に、こちら側の半島は人の営みから打ち捨てられたような、荒々しく、最果てに相応しい魅力に溢れていました。

 これまでは海にばかり目を奪われていた感もあったので、サリへの帰り道では、荒涼とした半島内陸部の景色を少しゆっくり眺めていこうと思います。



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