時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

クロアチア旅行+α2011-43~テラシュチツァ湾口 テラシュチツァ<14>

2011-09-02 18:15:16 | テラシュチツァ/クロアチア
 テラシュチツァ自然公園のエリアへ進入し、テラシュチツァ湾(Luka Telašćica)の湾口部に差しかかってきました。

 朝から生憎の曇天でしたが、時折晴天が垣間見えるようになりつつあります。

 テラシュチツァ湾口を横切るように進み、ドゥギ島(Dugi otok)西側の海域へ抜けます。


<テラシュチツァ関連リンク>

 テラシュチツァ自然公園(Park prirode Telašćica)

 テラシュチツァの地図

 テラシュチツァの地図(詳細版)

______________________________________________


 テラシュチツァ湾の湾口部に差しかかりました。
 正面には、ドゥギ島南部に2つある半島のうち、南西側の半島が右方向から伸びてきています。
 これまで見てきた南東側の半島よりも、樹木が茂っています。

 左側に見える2つの小山は、カティナ島(Katina)南部の半島と思われます。



 樹木がほとんど生えていない、ドゥギ島南東側の半島にある峰々が、後方へと遠ざかっていきます。



 テラシュチツァ湾口のちょうど中央附近から、テラシュチツァ湾の方向を眺めています。
 中央の湾を挟んで、右側がドゥギ島南東側の半島、左側がドゥギ島南西側の半島です。
 樹木の有無で、それぞれの半島の土地の色が全く異なっています。

 正面やや左に、グルバシュチャク(Grbašćak)が見えています(断崖が切れ落ちているように見える黒い部分)。



 波静かな内海のため、航跡も、綺麗に長く尾を引いて残ります。



 カティナ島の南西隣に位置する、アバ島(Aba)。
 均整のとれた、なだらかな円錐形をしています。

 この島もカティナ島同様、小さな水路を隔ててドゥギ島と隣り合っていますが、テラシュチツァ自然公園ではなく、その南に続く海域に広がっている、コルナティ国立公園(Nacionalni park Kornati)のエリアに属しています。

 ちょうど、テラシュチツァ自然公園とコルナティ国立公園との境界附近を通過中です。



 カティナ島からも、大分離れました。
 同じような形をした、円錐形の山が幾つも繋がっている、面白い地形をしています。



 ドゥギ島と共に、アドリア海(Jadransko more)がイタリアへと開けた位置にある、大セストゥリツァ島(Sestrica Vela)が見えてきました。
 今まで航行してきた水路がイタリアへ開ける、アドリア海へと抜ける出口にあたる地点に、紅白螺旋の模様を施した大きな灯台が建っています。



 ドゥギ島の南東、コルナティ国立公園の方向を眺めています。
 大小の島々が連なる、風光明媚な国立公園です。

 コルナティ国立公園へは、後程訪れます。



 船の後方の景色は、航跡が良いアクセントになりますね^^

 ドゥギ島南東部の半島が、後方に小さくなりながらも、名残惜しげにいつまでも見えていました。



 小アバ島(Aba Mala)(多分;)。
 段丘状の地層が剥き出しの、かなり凄まじい地形の小島です。



 ドゥギ島の南端部及び南西端部に位置する、ヴィディリツァ岬(Rt Vidilica)が見えてきました!
 ドゥギ島南西部の半島の先端部で、前日に巡った、ミール塩湖(Jezero Mir)から更に南下した場所です。
 赤く塗装された小灯台が建っています。



 ドゥギ島南西側の半島も、ドゥギ島南東側の半島同様に、岩の海岸が続いています。
 海岸に沿って、ドゥギ島南端部を回り込んでいきます。

 この小灯台の立っている地点へと至る陸路はなく、海からの方がはるかにアクセスし易いのは明らかであり、灯台の足下には、ボートが接岸できる小さな埠頭が設えてありました。



 ドゥギ島の西側に連なる断崖は、ここで一旦海に没します。
 陸地の突端は大きな一枚岩状になっていて、かなりの傾斜で一気に海に沈み込んでいるようです。

 ここより西は、これまで航行してきた内海とは対照的に、イタリア半島に至るまで島はなく、これまでと同様にアドリア海ではあるものの、外海と呼んでもいい海原が広がっています。
 海面もうねり始め、海岸に打ち寄せる波しぶきも見られるようになってきました。

 引き続きドゥギ島の西海岸沿いを北上して、連なる断崖をアドリア海上から眺めに行きます^^



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (プー太郎)
2011-09-04 02:10:52
見れば見るほど不思議な地形の広がりです。
「灯台狂人」と自他共に認める灯台マニアの友人がいます。もし彼がここを訪れたら住みついてしまうかもしれません。
返信する
プー太郎さん。 (taろう)
2011-09-04 13:45:35
本当にこの地域一帯の独特な地形は、そのどれもが同じように見えて実はそれぞれの微妙な個性の違いを見付けることができるので、終始見とれっ放しでした^^

灯台はこの旅行まではほとんど関心を持って眺めたことがありませんでしたが、ジ~っと眺めていると言葉では表せない、不思議な魅力に取り憑かれてしまう感覚を覚えました。
旅行を終えた現在、灯台マニアでいらっしゃるプー太郎さんのお友達のお気持ち、良~く理解できますw
返信する

コメントを投稿