日韓往来 [Journal Korea]

いま・ここ・実感から=はらだブログ
「現在──過去・未来」

早稲田大学・タワーに「堤康次郎記念ラウンジ」

2010-08-31 00:33:32 | 日々
タワーが建った場所は、前の(第二)学生会館跡。学費学館闘争─1966年─のターゲットだった。

当時建ち上がった第二学館名を「堤康次郎会館」とすると大学はいい、その管理運営権は大学が掌握、同時に学費を値上げすると発表。学生は学部ごとに自治会、学友会決議を律儀にあげて、5か月におよぶ全学「バリケードスト」に入った。
学館の管理運営権を学生に、学費値上げ反対──が課題だった。

(そうか、その当時から40年なのだ、タワー完成、「堤」記念の復活は。ならば、「1966年早大闘争記念」タワーでもある。)





こんどのタワーに入ってみて、発見。
時代はめぐった。大寄付者・堤康次郎(早稲田大卒、西武グループ創始者。西武鉄道、国土計画)の名が、タワーの「堤康次郎記念ラウンジ」(2階)としてしっかりと記されていた。
(64年の康次郎の死後、西武鉄道グループ、ホテルなどは三男堤是明=早稲田大卒=が継ぐ。兄・次男清二は東京大卒、西武流通グループを率いた。)



▽元々の学生会館跡はいま当時の煉瓦造り風を踏襲した別の施設。(現・学生会館は戸山・記念会堂裏。)
向こうに大隈講堂、右上に「タワー」の頭が少し見える




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