1ユーロ=171円。
T/Cでも辛うじて169円。
もちろんこれは交換レートでの話だけど。
今日いよいよ、ユーロを手にした。
少なっ。
うちの親が昨冬にドイツ・ポーランドを
旅したときは、1ユーロ=140円台。
本当に急激な円安だ。
そういえば、僕が初めて海外旅行に行った時
1ドル=100円を割っていた。
というか、帰ってきた頃と前後して、89円を
つけたのを覚えている。
13年前のことだ。
さらに円高は進み、1ドル=79円75銭まで
つけた。それが、1995年。
まさに、隔世の感である。
ちなみに、あの前後にまさにその日本に対抗すべく
ヨーロッパが単一通貨ユーロを流通させたのが
1999年だ。
ユーロ誕生の影には、脅威の円高と
欧州の凋落があったのだ。
それから、8年。
’00年にこそ、1ユーロ=90円近くまで
なったものの現在、円の凋落こそ激しい。
余談だが、Euro と書いて英語ではユーロ、
フランス語・オランダ語ではウロ、
イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・
フィンランド語ではエウロ、
ドイツ語ではオイロ、
ギリシア語・ロシア語ではエヴロと発音する。
日本語では、現地の発音にかかわらずユーロと
表記される。
ところで、イギリスは通貨統合には参加していない。
なんで、日本語でユーロなんだろう。
今日のワールド・ビジネス・サテライトで、
大浜キャスターがいいこと言ってた。
円安の今こそ、輸入品が高くなるのなら、
国内の食糧自給率を上げるチャンスであると。
なるほど、素人なら、やれ円高誘導だの円買い介入だのと
わめくところだ。
そっか!輸入品が高くなるなら、中国からの輸入で
空洞化した日本をまた立て直すチャンスなのだ。
偽装なんかしてる暇があったら、日本でもう一度
価格競争力を高めればいいのだ。
メイド・イン・ジャパン万歳!!!