ひさしぶりでございます。
かねて、書かなくてはと思うことが多多ありました。
検察の証拠改ざん
尖閣諸島問題
マイケル・サンデル先生の「JUSTICE」
ラファエル・ナダルの生涯グランドスラム達成と
史上最強の予感
中日・阪神頑張れ、巨人をブチ殺せ!
などなどetc…
あ、ちなみに今日のテーマは日本が核武装を真剣に
検討していたというNスペです。
非核三原則を提唱し、ノーベル平和賞を受賞した
佐藤栄作政権下、日本が中国に対抗して核兵器を
開発することも検討すべきではないのではないか、
という議論を密かに重ね、実際に実行が可能か
密かに詳細にまとめ上げたというのだ。
ここに僕の葛藤がある。
憲法9条を擁護する立場からは、議論すら容認しがたい。
9条は言う
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
この文章に核武装論の余地はない。
しかし、ある一面では、したたかであるとも言える。
外交は国益を追求するもので、戦争すらその手段である。
通り一辺倒では、国益の追求はままならない。
分かり易い例で言えば、スラムダンクの流川か。
鋭いドリブル、電光石火のジャンプシュート
不屈の闘志、どれをとっても一級なのに、
最強山王のエース沢北が立ちはだかる。
味方へのパス
この選択肢こそが、最強をも打ち破る原動力となる。
それは、分かる。
…が、唯一の被爆国日本の核武装やむなしとの
選択肢は分からない。いや微かに分っても承服できない。
話は変わるが、『ユーゴスラビアの崩壊』という
ドキュメンタリーを見た。
なぜ国家の分裂や民族浄化という悲劇が起きたのか
当事者へのインタビューを交えながら克明に追っていた。
民族主義の衝突と自衛の名の下の武器が
いかに他者を傷つけるか克明に綴られていた。
結論から言えば、民族主義を煽ったミロシェビッチが
悪いと単純に決め付けて終わる話ではなかった。
民族主義にかこつけ、あくなき領土争いと報復合戦が生んだ
悲劇だった。
7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、
3つの宗教、2つの言語、1人のチトー
という多様性を持った国が旧ユーゴであった。
この国で起こったことを単純にいまの中国や日本に
当てはめることはできない。
しかし一つ言える。武器を手にしていいのかと。
武器の目的は、相手の殺傷以外にない。
外交の手段として、武器を持たず劣勢に立たされる
ということに、あえて誇りを持つべきだ。
漁船の領海侵犯と、体当たりぐらいで、のちのち戦争が
始まったなんてのは、嫌だぜ。
中国を調子こかすのは癪だが、歴史に照らせば戦争の芽と
なりうるとの認識を持つべきだ。
平和ボケするのが、どんだけ幸せか考えるとしよう。
最後にケンカ歓迎です。
議論沸騰こそ望むところですから。
…とブログで言うてもね(笑)
かねて、書かなくてはと思うことが多多ありました。
検察の証拠改ざん
尖閣諸島問題
マイケル・サンデル先生の「JUSTICE」
ラファエル・ナダルの生涯グランドスラム達成と
史上最強の予感
中日・阪神頑張れ、巨人をブチ殺せ!
などなどetc…
あ、ちなみに今日のテーマは日本が核武装を真剣に
検討していたというNスペです。
非核三原則を提唱し、ノーベル平和賞を受賞した
佐藤栄作政権下、日本が中国に対抗して核兵器を
開発することも検討すべきではないのではないか、
という議論を密かに重ね、実際に実行が可能か
密かに詳細にまとめ上げたというのだ。
ここに僕の葛藤がある。
憲法9条を擁護する立場からは、議論すら容認しがたい。
9条は言う
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
この文章に核武装論の余地はない。
しかし、ある一面では、したたかであるとも言える。
外交は国益を追求するもので、戦争すらその手段である。
通り一辺倒では、国益の追求はままならない。
分かり易い例で言えば、スラムダンクの流川か。
鋭いドリブル、電光石火のジャンプシュート
不屈の闘志、どれをとっても一級なのに、
最強山王のエース沢北が立ちはだかる。
味方へのパス
この選択肢こそが、最強をも打ち破る原動力となる。
それは、分かる。
…が、唯一の被爆国日本の核武装やむなしとの
選択肢は分からない。いや微かに分っても承服できない。
話は変わるが、『ユーゴスラビアの崩壊』という
ドキュメンタリーを見た。
なぜ国家の分裂や民族浄化という悲劇が起きたのか
当事者へのインタビューを交えながら克明に追っていた。
民族主義の衝突と自衛の名の下の武器が
いかに他者を傷つけるか克明に綴られていた。
結論から言えば、民族主義を煽ったミロシェビッチが
悪いと単純に決め付けて終わる話ではなかった。
民族主義にかこつけ、あくなき領土争いと報復合戦が生んだ
悲劇だった。
7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、
3つの宗教、2つの言語、1人のチトー
という多様性を持った国が旧ユーゴであった。
この国で起こったことを単純にいまの中国や日本に
当てはめることはできない。
しかし一つ言える。武器を手にしていいのかと。
武器の目的は、相手の殺傷以外にない。
外交の手段として、武器を持たず劣勢に立たされる
ということに、あえて誇りを持つべきだ。
漁船の領海侵犯と、体当たりぐらいで、のちのち戦争が
始まったなんてのは、嫌だぜ。
中国を調子こかすのは癪だが、歴史に照らせば戦争の芽と
なりうるとの認識を持つべきだ。
平和ボケするのが、どんだけ幸せか考えるとしよう。
最後にケンカ歓迎です。
議論沸騰こそ望むところですから。
…とブログで言うてもね(笑)