
No.276 2007/9/17作成
Iapetus High Resolution False Color Mosaic (Version 2)
NASAの土星探査機カッシーニが9月10日に土星の衛星イアペタスに接近しました。
この画像は、そのとき赤外線、緑色光、紫外線で撮影された画像を擬似カラー合成し、さらに複数の擬似カラー画像を組み合わせて作ったモザイク画像です。
Version 1よりも明るく処理してあり、黒っぽい物質で覆われた部分の地形がよりよくわかるようにしてみました。
この地域の地表はほとんどが黒っぽい物質で覆われており、一部で真っ白な氷の表面が露出しています。
この黒っぽい物質は炭化水素と考えられています。
イアペタスは直径1436kmで、土星の衛星の中では3番目に大きな衛星です。
明るい物質(氷)で覆われた部分と、表面に黒い炭化水素のちりが降り積もっている部分からなります。
イアペタスには赤道に沿って一直線に走る巨大な山脈があり、イアペタスの内部が冷えて収縮したときにできた地形だろうと考えられていますが、詳しいことはまだよくわかっていません。
このモザイク画像に写っている地域は、赤道山脈の西の端にあたります。
元の画像:NASA/JPL提供
Iapetus High Resolution False Color Mosaic (Version 2)
NASAの土星探査機カッシーニが9月10日に土星の衛星イアペタスに接近しました。
この画像は、そのとき赤外線、緑色光、紫外線で撮影された画像を擬似カラー合成し、さらに複数の擬似カラー画像を組み合わせて作ったモザイク画像です。
Version 1よりも明るく処理してあり、黒っぽい物質で覆われた部分の地形がよりよくわかるようにしてみました。
この地域の地表はほとんどが黒っぽい物質で覆われており、一部で真っ白な氷の表面が露出しています。
この黒っぽい物質は炭化水素と考えられています。
イアペタスは直径1436kmで、土星の衛星の中では3番目に大きな衛星です。
明るい物質(氷)で覆われた部分と、表面に黒い炭化水素のちりが降り積もっている部分からなります。
イアペタスには赤道に沿って一直線に走る巨大な山脈があり、イアペタスの内部が冷えて収縮したときにできた地形だろうと考えられていますが、詳しいことはまだよくわかっていません。
このモザイク画像に写っている地域は、赤道山脈の西の端にあたります。
元の画像:NASA/JPL提供
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