
No.288 2008/2/25作成
Daphnis in Color!
土星探査機カッシーニが撮影した土星の小衛星ダフニスの画像です。
ダフニスは直径約7kmの微小衛星で、Aリングの外縁近くにあるキーラーの隙間を通って回っています。
2005年にカッシーニ探査機によって発見された衛星で、この画像はこれまでで最も解像度の高い画像の一つです。
今回は、赤、緑、青の画像を合成して、カラー画像を作ってみました。
ダフニスの高解像度カラー画像はこれが初めてとなります。
とは言え、ダフニスがあまりに小さいため、表面の色むらなどはうかがい知ることができません。
この画像では、ダフニスはほぼ円形に見えます。
しかしこれまでの画像では、見る方向によっては楕円形ないし卵形に見えることが分かっています。
詳しい形は明らかではありませんが、同じようにエンケの隙間を通っているパンと同様、赤道面が平らにのびたレンズ状の形をしている可能性があります。
ダフニスのそばのリングの形がいびつなのは、ダフニスの重力によってリング粒子が乱されているためです。
元の画像:NASA/JPL提供
Daphnis in Color!
土星探査機カッシーニが撮影した土星の小衛星ダフニスの画像です。
ダフニスは直径約7kmの微小衛星で、Aリングの外縁近くにあるキーラーの隙間を通って回っています。
2005年にカッシーニ探査機によって発見された衛星で、この画像はこれまでで最も解像度の高い画像の一つです。
今回は、赤、緑、青の画像を合成して、カラー画像を作ってみました。
ダフニスの高解像度カラー画像はこれが初めてとなります。
とは言え、ダフニスがあまりに小さいため、表面の色むらなどはうかがい知ることができません。
この画像では、ダフニスはほぼ円形に見えます。
しかしこれまでの画像では、見る方向によっては楕円形ないし卵形に見えることが分かっています。
詳しい形は明らかではありませんが、同じようにエンケの隙間を通っているパンと同様、赤道面が平らにのびたレンズ状の形をしている可能性があります。
ダフニスのそばのリングの形がいびつなのは、ダフニスの重力によってリング粒子が乱されているためです。
元の画像:NASA/JPL提供
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