lounge chair style

音楽・アート・インテリアその他気の向くまま、ラウンジチェアにゆったりと座ってくつろぐ時間を…。

宮崎駿あるいはあしたのジョー

2007-03-30 | Weblog
先日NHK仕事の流儀特番「宮崎駿」。「BSアニメ夜話スペシャルとことん!あしたのジョー」。仕事の流儀は毎週録画。ジョーは何気なくテレビをつけたらやっていたので見ていたら引き込まれてしまいました。

映画作家としての宮崎。1年近くにわたっての取材。毎回を長編の最後と言いながらさらに新しい作品に挑み続ける姿。構想が徐々に形になっていく様を感じることができました。真の作家人。
「なぜこれだけ名声を得てもつくり続けるのですか?」(この質問も愚問だと思うが…)
「名声?そんなものは関係がない。過去に何をつくったか、そんなものは今の自分にとって意味がない。」「メッセージをあからさまに伝えようとしてもそれはつまらないものになってしまう。」「意味がわからないものにこそ力がある。」「仕事だけをやっていてもよいものはできない。自分が今やりたいことを自由に楽しむ。その積み重ねがあって初めて作品に生きてくる」
次回作(崖の上のポニョ)またみたいと思います。


あしたのジョー。再放送で一通り見た覚えがあります。映画も。テレビアニメにおける監督、作画作家の力改めて知りました。今までテレビアニメイコール原作漫画の焼き直し、ぐらいにしか考えていませんでした。よく考えてみればコマ割した静止画をどのような構図で、動きで、色で、音響をつけ動画化するか…、これは大きく異なることです。そこに監督をはじめとするアニメに関わる人たちがやっていたことなんですね。
そして何よりも感じたのは新しいものを作り出そうとする気概。一つの芸術表現として若い20代から30代のスタッフたちが命を削って作っていたことに心を動かされます。だからこそ当時社会現象にまでなり、(力石の葬儀が行われたり)子どもから若者までの心を捉えたのでしょう。映画監督塚本晋也がインタビューをしていましたが、現在見直して改めて感動していました。わたしも見直してみたくなりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京日和

2007-03-24 | Weblog
上京。
国立新美術館へ。話題の黒川さん建築。
展覧会は2の次で。

一度つぶれた(?)abc(青山ブックセンター)にて
汽車旅放浪記関川夏央 購入。

全国のローカル線に思いをはせる散文となっている。
旅情も感じながら筆者が北陸線の思いをつづる章を帰りの電車で読む。
依ると、筆者15歳の夏全国を20日間かけて自転車の旅へ出たそう。
親には「ちょっとでてくる」と書き置きを残しただけで。

ちょうど名立あたりから富山に入るところ。当時親不知あたりは海沿いを沿線が走っていたそうで。(いまでは山側に移動しトンネルとなっている)熱射病にもかかりながら、それでも駅へ寄っては水を飲み旅を続けたそうである。

今の子どもはそういった冒険するのだろうか?私は高校時代親戚のある京都までの自転車旅を本気で考えていたものである。実現はしなかったが。そういえば、小4のとき小1の弟と高岡から京都まで二人旅をしたことを思い出した。駅から駅へは迎えにきてもらったが。わかってはいても緊張して雷鳥に乗っていたこと思い出す。
また、中三のとき同級生は何人かで城端線を端から端まで歩いたという武勇伝を聞いた。いろいろなことやっていたものである。

かわいい子には旅をさせよ。

六本木(新美術館)からホテルのある虎ノ門まで歩いてきた。何キロあったのか?
電車に乗らず歩くことで初めて地理を把握するものである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マクロレンズ購入

2007-03-18 | Weblog
ニコンD50をもっています。(40がでて最近なくなったんでしょうか?)
マクロレンズをいきおいで買いました。(家内ですが。)

これがなかなか楽しい。
デジカメなんで撮りまくります。

いざ買う段になってネット情報を見てみました。
カメラ道奥深し。その道の方は(まあどの分野でもそうなのですが)言ってることが細かいです。素人の私なんぞはどうでもいいような(失礼)ことの違いを語っておられます。
しかしそれが楽しいんでしょうな。

いろいろと定評のあったTAMRONも考えたのですが、初心者は値段も手頃なSIGMA50mmで。
けっこういいですよ。

それっぽくなります。

で、少し気を付けて本屋の雑誌コーナーをみると増えましたね。ちょっとコジャレタ写真雑誌が。もちろん昔からの「○○カメラ」なども健在なのでしょうが、デジカメから一眼レフに入ったような人、(それも女子)対象のような。

そしてそれにともなう自分の写真紹介webなども続々増えているのでしょう。
よいことではあると思います。

しかしそれに反してマニュアルカメラ(銀鉛写真)再考も密かなマイブームです。
愛機NIKON FEも久々に引っ張り出してみています。それもモノクロフィルムを入れて。

春でも見つけにいきましょうか。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだ2年

2007-03-12 | Weblog
改めて、ブログを始めまだ2年と少し。
最近の状況…日々日常の中に見出す(見出せる)ことの少なさよ。
いかに新鮮な目を持ち続けるか。
難しい課題です。

いつもながらこの時期は年度末ということもあり仕事も立て込んでおります。
家内もしかり。

寸暇をぬって地元のスーパー銭湯へ。いきなりの受付嬢および飲食コーナーに、かつての生徒。よくあることで。
最近の店員さんは、胸に名札をつけていらっしゃるので助かります。

顔姿は数年で変わっている場合も多く、街ですれ違ってもわかりません。
その点、名前をフルネーム、漢字で書かれるとほとんどの場合記憶に残っています。(不思議なもので)多分、当の元生徒はおぼえてないんだろうなあ、と思っているでしょうが、結構、ほとんど覚えているものです。

ただわからないのはどの時代のどの学年だったかということ。
だいたいにおいて出会うときというのは唐突ですから、かなり、こんがらがった糸を端からほどいていくようなもので、困難を極めます。その場は適当に返事をしておいて、その後丹念に記憶をたどる。またわからないと本当に気持ちの悪いものです。

とにもかくにも、快く挨拶されるというのは嬉しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする