lounge chair style

音楽・アート・インテリアその他気の向くまま、ラウンジチェアにゆったりと座ってくつろぐ時間を…。

大地の芸術祭

2006-08-24 | art
だいぶ日も過ぎましたが去る8/15越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭「岡部俊彦パフォーマンス」に参加して参りました。
今回も砺波市美術館ガーデンプロジェクト2005同様様々なジャンルの方(パーカッション、ダンス、フルート、ヴォイスパフォーマンス、中学生)を交えてのものになりました。

主催者北川フラムさんにもお会いすることが出来ました。
しかし、少し内部からこの展覧会を見ることができたのですが、まさに壮大なプロジェクトという言葉に尽きます。参加する作家数の膨大さ。そしてその全てと連絡調整を図りながらの設置までの苦悩。ボランティアこへび隊の招集、割り振り。スタッフの睡眠時間は???パフォーマンス前日の照明の仕込み打ち合わせは深夜2時に終了したそうです。それも実働部隊は地元の電気屋さん(もちろんボランティア)というから本当に頭が下がります。

滞在最終日。(うちの家族は農舞台上のキャンプ場で2泊しました)ようやく、芸術祭他の作品をゆっくり見て回りました。といってもとても全てを見ることは不可能。白眉はやはりボルタンスキー!廃校(小学校)全館を使ってのインスタレーションは圧巻。まず入り口の体育館を入ると暗さとわら臭に度肝を抜かれます。後は見てのお楽しみですが、久々に美術を見て感動しました。
他にも話題の日芸彫刻科による「脱皮する家」一見の価値アリです。

9/10まで。あと少しあります。まだの方は是非。
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触展開幕

2006-08-06 | art
「触展」 今年で5回目となります。(早いもので)
今年は少し時期をずらし夏の開催となります。

会期は8/6-13
富山市民プラザ2階アトリウム 入場無料

この展覧会は視覚障害者の方を排除しないものにするというコンセプトの元立ち上げられました。
名の通り殆どの作品は触れることが出来ます。

我々ニュートラルプロダクションの作品は、今回センサーというものを初導入しました。人が来たのを感じ取り、低音と音声が流れます。しかし、人の動きに反応し、音声は正確には聞き取れなくなるようプログラミングされています。さらに低音の振動により、箱の表面に張ってあるミラーシートに映る自分の姿がぶれてしまい実体を捉えることができません。それらをしっかりと捉えるようにすると、身体の動きを止めなくてはいけません。つまり、センサーを騙し、人間の実体を消し去ったとき、逆説的に初めてその実体を捉えることが出来るのです。

さてあなたも挑戦してみてください。
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