論文捏造

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読売新聞: 東邦大・元准教授の捏造疑惑、海外の研究者指摘

2012-07-01 | 東邦大学医学部 藤井善隆
 東邦大学医学部の元准教授(52)が国内外の専門誌に発表した193本の論文に捏造
ねつぞう
の疑いが出ている問題で、元准教授が筑波大に勤務していた2000年当時に、海外の研究者が捏造の可能性を専門誌で指摘していたことが25日、わかった。


 同大は、専門誌の編集部などから連絡はなく、調査をしなかったとしている。

 捏造疑惑の指摘は、2000年4月に発行された米国の麻酔学専門誌に掲載された。元准教授が1994~99年に発表した、吐き気止めの薬の効果を調べる論文計47本について、薬の副作用のデータが不自然だと指摘した。元准教授はその後、データは真実であると反論していた。

 筑波大によると、当時、専門誌の編集部や捏造疑惑を指摘した研究者から情報が寄せられなかったため、大学として調査しなかったという。日本麻酔科学会が今年4月にこの問題の調査に乗り出したことを受けて、同大も調査を始めたという。

(2012年6月25日11時44分 読売新聞)

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