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旅館へおしのび旅行でお越しになるお客様がいらっしゃったりします。
まぁ、見た目だけではお忍びや不倫かどうかは、わかりません。
宿泊確認というのは、ご家族や奥様からの確認電話という意味です。
中には、電話がかかってくることがあるんです。
ご家族がもともと、あやしいと目をつけているからこういうことになるのでしょうね。
言葉で何を言っても、疑惑の目は解消できない。
◯◯という名前で宿泊者名簿に名前がありますか?
というような、電話です。
この質問だと、個人情報保護の観点から、答えられません。
名前が名簿にあるかどうか、それはお教えできません。
そう答えるしかないです。
一旦電話を切り、またかかってきます。
我々はプロですから、声の発声、発音、大きさ、トーン、ちょっとしたクセですぐ同じ人だとわかります。
こんどは、◯◯ではなく■■という名前で宿泊している人がいますか?
っという質問です。
もちろん、答えられません。
予約名がわからないので(偽名で予約しているでしょうから)、色々な名前を試して質問しているのでしょう。
それも、他の色々な旅館にも聞いているらしいことが、話の内容から推察されます。
そうすると、こちらも自己防衛モードで、何も話さなくなります。
何れにしても、偽名では、追いかけることができず、
あきらめることになるでしょう。
では、もし誤ってフロント側が名前を探すことを手伝い、
電話をつないでしまった場合は、どうなるでしょう?
宿側は責任を問われるのでしょうか?
個人情報保護法に違反している罪になるのでしょうか?
いいえ、なりません。
以前お伝えした「民法90条 公序良俗」がありますので、不倫やおしのびの場合は、宿を訴えることはできません。
このご宿泊の方、家に戻ってから、大変なことになるだろうな、っと気の毒に思います。
まぁ、ご本人が悪いので気の毒とかでも無いのでしょうけど。
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