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旅行商品はインターネットでの販売がどんどん増えている業種です。
中でも旅館業は、客室やプランのネット販売が増えていて、ネットの販売チャンネルへ積極的な投資をしているところが、それ相当の客数を確保しています。
物販とちがって、把握するべき情報、知りたい情報が多く、
じっくりと比較検討するにはインターネットを使わざるをえない状況ではないでしょうか。
書籍と旅行はネット販売に向いているという話もよく聞きます。
ネット販売の重要性
ところで、旅館の客数の内、ネット販売されるシェアはどのぐらいあるのでしょうか?
半分ぐらいはネットからの予約客になるのでしょうか?
宿によって個体差はあるとは思いますが、70%~90%がインターネットを利用しての予約になるのではないでしょうか?
ほんの10年前には電話が主たる情報接点だったことを考えると、すごいことだと思います。
ですから、ネット販売なくして商売ができないというレベルにまで達しています。
小規模はいずれにしても、中規模、大規模と大きくなるほど、グループ団体の割合が増えますから、
大規模は90%もネット申込みという事はないと思います。
クチコミ重視
また、ネット予約の一つの怖さは、クチコミです。
なぜ、クチコミが怖いのか?
それは、有ること無いこと言いふらされるから、という従来の考え方とは違います。
例えばじゃらんなどの予約サイトでは、売上、アクセス数、客室在庫数、客室消化率、クチコミ評価点数などの変数によってエリアの宿一覧の表示順が変わってくるのは以前お話した通りです。
クチコミで1点などという点数を入れられると、クチコミ評価の全体の評価が下がる。
そうすると、宿一覧表示の際の順位が下がってしまう。
表示順位が下がると、客数に直接影響する。
これが、宿の怖がっていることです。
全体の内の1件だけが1点の評価だとしても、たしか直近2ヶ月だったか半年だったかの総数で評価されていますから、その1点は希釈されます。
しかし、評価1点が立て続けに2回、3回と存在すると一気にクチコミ評価の総合点が下がってしまいます。
我々客側にとっては、このようなクチコミで評価されるという情報の仕組みは有難いです。
宿は常にお客様のクチコミを意識するようになるので、結果サービスが向上するからです。
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