正月中、兄の持ってきた、かつて別冊マーガレットで連載されていた、槇村さとるの「愛のアランフェス」とくらもちふさこの「おしゃべり階段」を読んだ。
槇村さとるの「愛のアランフェス」はフィギュアスケートの漫画だが、主人公のひとり黒川が4回転に挑戦していたりと、いまのフィギュアスケートの予言的な部分もある。けれどこの漫画のメインであるペアは未だに日本選手は弱いというのは不思議な気がする。
くらもちふさこの「おしゃべり階段」は「日常」を描いた思春期の漫画であるが、「日常」を描いていくことは非常に難しいと思った。そういうところの作者の力量が問われるのだと思う。
槇村さとるが「愛のアランフェス」を書いたのは、彼女がまだ20才の時だというから驚かされた。「愛のアランフェス」を読んでスケートをはじめた人もきっといただろうと思う。
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