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日々触れる情報から様々なことを考え、その共有・一般化を図る

最終章:そして伝説へ・・・

2005-11-07 22:54:36 | プライベート
(第1章については、11/3分、第2・3章については11/5分参照のこと。っていうかそれ読んでないと何のことやら分かりません。で、このエントリーはその続きで11/13のお話です。)
(ちなみに、最終章のタイトルは、大した意味はないのでスルーして下さい。某有名ゲームのシリーズ某タイトルとは"何一つ"関係はないのであしからず。)


日曜日。穏やかな朝・・・じゃなくてもう昼過ぎとるやないかい。そもそも心中は穏やかな訳がない。通算4代目となるMy PCの命運が直に決まる。
HDD初期化&OS再インストールという経験は、昔は自作PCだったから何度かあるのだが、今回のように電力がうまく供給されないトラブルは初めてで「リカバリーしたから直る」保証はまるでない、単にこれであかんかったらジ・エンドという「最後の悪あがき」に過ぎないものなので別の意味で緊張感がある。

それにしても3代目は自作PCでロクにメンテもせず使っていたのによく3年半も持ったよな、しかも壊れたんじゃなくただスペック的に古くなり過ぎてブロードバンドに変えるのと同時に買い換えただけだったんだよな~と、2年前のことを思い出しながら目覚めに紫煙をくゆらせ・・なんて文学的な表現はこんなエントリーには必要なし。

ちゃっちゃとやっちまうかと、PCの電源入れてリカバリーCD挿入。(でも実はここでもちょっとした緊張が。付属のDVDドライブが読み込み不調で、半年前に外付けドライブの方を既に使っていたのだ)

一応選択画面は立ち上がったので、リカバリーを選ぶ。・・・リカバリーCD2枚目・・・3枚目。って番町皿屋敷ではない。30分強かけてリカバリー無事終了。又一服して、再び電源ボタンをしっかりと押し込む。

・・ウィィィイイン・・・
・・・・・・
・・・・・・・

(その瞬間、私の脳裏には、アニメ「フランダースの犬」でネロが天に召されるあの有名過ぎるラストシーンがありありと浮かび思わず涙が・・・)

・・・なぁんて感傷的になれたらいいよな、ってのは今これを書いてて振り返りながら思ったこと。あーやっぱり逝っちまったか、メーカー製ではあるが(*注1)ローエンドまでいかなくてもせいぜい標準モデルだったし2年持てば減価償却としては問題ないってか・・・ぐらいでした。
まぁ、結構どんな電化製品でもハードに使う割には意外に壊さず長持ちさせていた実績のある自分としては(勿論これまで自分の操作が原因で壊してしまったものが全くない訳ではないが)、一抹の悔しさ、はあったけれども。

あー(買いに行くのが)面倒くせ、と思いつつ、遅過ぎるブランチをとり録画しておいたサッカーを見て夕刻、重い腰を上げる。

最寄の駅のツクモへ。別にビックカメラまで出向いてポイント稼いでも良かったのだが、すぐに持ち帰るつもりであり、ヘタレの私は当然重いデスクトップを気合で運んで帰る根性はなく帰りはタクるつもりだったからだ(一応最寄の駅まで1kmくらいはあるのだ)。
ついでにそのツクモには、トラブルが起きた3日前、モデルを見がてら相談にも行っていて、相談した店員がいれば余計な話する必要なくPC探しに付き合ってくれる目算もあった。

ツクモ店内。くだんの店員がいてくれたので、「やっぱダメだったんですよー」の一言で事情を呑み込んでくれ、こちらの予算を言うと2,3PCを紹介してくれる(紹介してくれる数が少ないのは、言うまでもなく、こっちの予算が貧弱で選択肢が少ないからである。本体だけなのに)

これなんかどうですー?で紹介してくれたのが、ツクモオリジナルの自作用キットを、店側で組み立てちゃった限定モデル。確かに他のブランドと比べると、CPUやメモリの割にはコストパフォーマンス結構いい。そりゃ同じ値段ならCeleronよりはPentium4の方がいいに決まっとる。

ただ、デカい。
自作用のミドルタワーなので、キューブ型のお洒落な省スペースPCが流行っているご時世に、時代を逆行するような威圧感のある見た目とデカさ。一瞬悩む。

「これ、前の(e-machines)と比べて、大きさ同じですかね?」
・・こう訊いたのには勿論訳がある。うちの部屋は大学時代からずっと借り続けているのだが、上京して引っ越した当初、親が勝手に実家の家具類や新しく買った家具を運びこみ隙間なく嵌め込んでしまって以来それらは六畳の狭い部屋にそのままなのだ。
で、その一つに学習机があって、その学習机は背(座る向きの反対側)の部分にもきっちり板がついていて、椅子が入る下のスペースには、床から1,2cmの高さのところ・背から20cmくらい手前のところに椅子をひっかける用のつっかえ棒的な板が渡してある。

つまり、背の板とつっかえ棒の間に直方体のスペースがあって、前のPCは丁度そのスペースにすっぽり収まる大きさだったので、そこに置いていたのである。(はっきり言ってこんな些細なことをまともに説明するのもどうかと思うのだが、「置き場所」は私にとっては死活問題・・は言い過ぎかもしれないけど結構重要なポイントだ。)
この買おうとしているPCが、高さはともかく、正面の幅が数cm前のPCより長かったり奥行きが5cm程度以上長かったりすると、別の置き場所を探す必要が出てきてしまうのだ。

「えーと、、幅はちょっとばかし長いですが、そう変わらないですよ」
「・・まぁいいや、(ちょっとぐらいなら多分何とかなると思い)置き場所は帰ってから考えます」

・・・帰宅。さくさく梱包を解き本体を取り出す。とりあえず、前の置き場所に置こうとする。やっぱり正面の幅がちょっとオーバーで収まらない。ん?でも、つっかえ棒の高さまでテキトーに何かで埋めれば丁度入るか?・・と見えたので、ガラクタを無理矢理敷き詰め、つっかえ棒の高さのところで平らにし、(座る方向から見てスクウェアに・机の裏の板にひっつくように)置いてみる。

置けることは置けるが、そうすっと今度は内蔵のDVDドライブのトレイがひっかかる羽目になる。斜めに置くのもどうもしっくり来ないし。

相変わらず、選択肢は限りなく少ない。っていうか、ごちゃごちゃ鬱陶しい説明してる暇があるなら、図を見てもらった方が一目瞭然なのは当たり前。


(ギリギリ図の中の文字は読めると思うのだが、読めなかったらすいません)

どれだけうちの部屋にスペースがないかお分かりだろうか?まぁ六畳ワンルームのくせにモノが多過ぎるので自分が悪いのだが、デッドスペースは限りなく少ない。
ちなみに、キッチンの横にあるテンションラックは天井までのタイプだし、もう一つの本棚の上にも2つラックがあるし、実は机の上にもスチールラックがある。冷蔵庫は背が低い小さなものだが、その上にはプリンター。滅茶苦茶である。

んで、さっき上で説明していた机のスペースってのは、(↓)な感じだ。図2は、図1の学習机の拡大図ってことね。


以前は、aのスペースに丁度PCが収まっていたのだが、微妙に収まらなくてさぁ大変、な訳だ。今置いてあるスチールラックも、全てモノ(殆ど書籍だが)で埋め尽くされている。ベッドの脇の床に直置きできないことはないが・・・

散々悩んだ挙句、結局椅子を収めるaの下のスペースを犠牲にすることにした。つまり、これまではPCを自分の座る方向とスクウェアに置いていたが、パラレルにしたってことだ。不幸中の幸い、机の奥行きとPCの奥行き(ケーブル類のスペース含め)が殆ど変わらず、一応机の下にすっぽり収まる形にはなった。

とはいえ、勿論邪魔である。今こうして書いている(机の上に液晶モニターやキーボード・マウス)が、足は全く伸ばせず、このまま長時間いたらエコノミー症候群・・・まではいかないだろうが、少々キツいのは事実。

でもまぁ、こういう狭い部屋から広い部屋に引っ越せない自分がやっぱ悪いので、これも自業自得っつーか・・・・
いや、拡張性や性能なんか考えず最初からキューブPCにしとけっちゅう話でもある。


・・・しっかし、内容のない薄い話をよくここまで引っ張ったな~俺(膨らませたとは言えないところが哀しい)。ま、次のエントリーからこのブログの通常形態に戻ります。
でも私事を綴るのってやっぱラクね(笑)プライベートにネタが少な過ぎるだけにどのみちごく稀にしかこういうエントリー混ぜることはできないけど。


*注:
(1)
今回トラブった私のPC、「e-machines」は、石丸電気、ツクモ、さくらやなどでしか売っていないのでてっきり共同のショップブランドかと思っていたのだが、ちゃんとしたアメリカのメーカーで、私がカン違いしてました。11/3のエントリーではこの錯誤はそのままにしてありますが、間違えているので信用しないで下さい。