ねこたま庵

東京都多摩市で、飼い主のいない猫の里親さん探しをしています。

いくら君とたらお君

2012年08月12日 | 家族になりました
本日は、Ikuさんのご家族を紹介します。




しっぽ家族は3名、にゃんこは、




いくら君(5才、男の子)と、




たらお君(4才、男の子)。


どちらも「いつ里」こと、いつでも里親募集中の出身です。

生後数日という乳飲み子状態で迎えたそうですが、子育て上手なIkuさんの手で立派に成長しました。




白とミルクティー色のマーブル模様が美しいいくら君は、




王様気質で、




美しき白猫のたらお君は、




お客さんにもフレンドリー。




もちろんどちらも、お母さんラブvです。






上目づかい。




ベランダにて。

このベランダ、上部にもフェンスを取り付けて脱走対策が完璧でした。

安心して、日向ぼっこも夕涼みもしてもらえます。


暦のうえでは秋だそうですが、まだまだ厳しい暑さですね。

ヒトも毛の生えたご家族も、どうぞ体調に気を付けてお過ごしください。


------------------

「家族になりました」コーナーでは、外にいた猫と暮らすことになった御宅のエピソードを紹介しています。

「ねこたま庵」結成以前に、会員が里親さん探しに関わった猫たちの保護主さん里親さん、また、個人で里親さん探しをした方々からお話をうかがっています。


------------------
*「いくら」君ときたので、その弟分はてっきり「たらこ」君と思い込んでいたら「たらお」君だったそうで、失礼しました(^.^)(修正8月14日)

ユキちゃん

2012年07月15日 | 家族になりました
Ikuさんから、里親さん便りをご紹介いただきました。

------------------



09年の年末に保護された白猫のユキちゃん(おんにゃのこ、3歳ぐらい)です。

ユキちゃんは目が見えないのですが、その後、やはり目の見えないこ2頭(まっくろクーちゃんと三毛お嬢様の宝ちゃん)を迎えた里親さまによれば、仔猫の時に引取ったせいか全員とても順応性が高く、トイレも自然におぼえ、家具にぶつかることもなく追いかけっこやタワーの上り下りをして活発に遊んでいるそうです。


そのとおり、



臨場感あふれるプレイの現場です。



お宝様が休んでいるのは、



棚の一番てっぺんだそうで、自在に昇り降りされるそうです。




とろけるお宝様。




ちゃんと全員そろってますよ。


ご家族の帰宅時にはみんなで玄関までお出迎えしてくれるという3きょうだい、

目が見えないなんて普段はご家族も忘れてしまうぐらい自然体だそうです。


S様、ユキちゃんがお仲間と一緒に元気に楽しく暮らしている様子をお知らせいただき、どうもありがとうございました!

------------------

「家族になりました」コーナーでは、外にいた猫と暮らすことになった御宅のエピソードを紹介しています。

「ねこたま庵」結成以前に、会員が里親さん探しに関わった猫たちの保護主さん里親さん、また、個人で里親さん探しをした方々からお話をうかがっています。

デミオくんとハナちゃん

2012年07月06日 | 家族になりました
本日は、「ねこたま」の頼もしい助っ人さんのおひとり、Tさんのねこ家族を紹介します。

茶とらのデミオくんとキジトラのハナちゃんです。

(お写真は下のリンクサイトにあります。)

デミオくんとTさんの出会いは、12年前の夜のダム。

夜釣りに来ていたTさんが、猫の鳴き声に気付いて眼をこらすと、前足で木の枝につかまり下半身は水につかった仔猫が。

水に飛び込んでレスキューしたTさんですが、駆け込んだ病院では助からないかもと言われました。

しかし、その後回復し、すっかり元気に。

一時期は、車通勤するTさんのお仕事先へ一緒に通っていて、高速で走る車内の猫トイレでも堂々と用を足せるこに育ったとか。


さて、当時のTさんは、仕事仲間さんと共に外暮らし猫の里親さん探しもしていました。

デミオくんの妹分のハナちゃんは、そちら出身です。

Tさんとお仲間は、動物病院の協力をえて、膨大な数のメールをやり取りしながら外猫たちに御縁をもたらしました。

その活動の一端がこちらのサイトで記録として残っています。

<猫見櫓>

職場が拠点ということで、猫好きさんには夢のような、猫がごろごろしているオフィス風景が見られます。


そんなわけで猫レスキュー経験が豊富なTさん、一昨年は多摩市内のご自宅でも親子猫を保護、母猫は手術の後リリース、仔猫たちを里子に出しました。

最近、里親さんのおひとりから、雑誌「anan」の猫写真コンテストで最終まで残ったので掲載されますと連絡があったそうです。

家族ぐるみで大事にしている様子がわかるメッセージで感動したとのことでした。




保護当時の親子猫。

左端のキジちゃんが、ananに載ったこだそうです。



デミオくんとのドラマチックな出会いから、外猫たちとヒトにもたらされた素敵な御縁まで、「ねこたま」にはとても励みになるお話でした。

------------------

「家族になりました」コーナーでは、外にいた猫と暮らすことになった御宅のエピソードを紹介しています。

「ねこたま庵」結成以前に、会員が里親さん探しに関わった猫たちの保護主さん里親さん、また、個人で里親さん探しをした方々からお話をうかがっています。

シマちゃん

2012年06月14日 | 家族になりました
本日は、わたくしrikuが、近所で保護された猫さんを紹介します。




シマちゃんです。


昨年の11月、ご近所から「うちの近くに捨てられた猫がいるので、とりあえず不妊手術をしたい」という相談がありました。

その御宅は農業を営まれているのですが、10年以上前、畑に住み着いた猫10頭以上に不妊手術を施し給餌してきた経験をお持ちでした。

その猫たちは順に寿命をまっとうし、今残っているのは3頭だそうです。

相談をうけて見に行くと、こんなこ↓が。





1週間ほど相談者さんと連絡をとりながら、市の不妊手術費助成の申請をしたり、動物病院に都合をきいたりした後に捕まえました。

ヒト慣れしていたので捕獲器を使う必要はなく、フードを入れたキャリーにあっさり入ってくれ、病院へ連れていくのは楽でした。

ところが病院では、お腹に傷跡が発見されたので手術済みと思われるとのことでした。

それから、血液検査によりFIV陽性が判明。

猫エイズとよばれるFIVは、猫免疫不全ウィルスのことで、発症すると危険ですが、ストレスのない環境で穏やかに過ごせると発症しないまま普通に寿命をまっとうするケースも多いとされます。しかし、外暮らしだとストレスがかかって寿命を縮めるうえに、FIVの感染源となって他の猫にうつしてしまう可能性があります。




病院では大人しくケージに収まっていました。


相談者さんのお宅は動物を家にあげられないとのことだったのでリリースしかない状況でしたが、これから寒くなる季節に可哀そうだと悩まれた相談者さん、お宅の一室に大きめのケージを置いて保護を決意されました。ケージは、以前お世話になったボランティアさんが貸してくれました。

それから里親募集をはじめました。年齢は2-3歳とのこと、大人になってはいますが若ねこです。仮にチビちゃんと呼んでいました。

友人知人に声をかけチラシを作ってもらったり、ネット上では里親募集サイトに投稿、自分のブログでも募集記事を出していました。

友人のねこブロガーや、そのブログ友だちさんも熱心にサポートしてくれました。

「くるねこ大和」さんにも載せてもらいました




保護宅にて↑↓




しかし、年末年始で慌ただしい時期、成猫でFIVプラスはなかなか難しいという予測通り、お問い合わせはありませんでした。


そして同時に保護宅でも、おしっこ粗相が激しいという問題が。

保護してわりとすぐ、様子をみていた保護主さんは、発情しているんじゃ?とおっしゃってました。

しかしわたしの方は、不妊手術済みという病院の意見があったので、ストレスで不適切な場所におしっこしているのでは?と思っていました。

やはり師走の慌ただしさもあり、わたしが保護主さん宅を訪ねることができたのは、年明けて20日も過ぎてからでした。

実際におしっこ粗相の様子を見ると明らかに普通でなかったので、その日の内に病院に相談して再入院。

病院でも発情が認められたので、改めて手術してもらいました。




なぜか、ケージ住まいだととてもおしとやかになります。


その時、片方の卵巣だけ既に切除されているという不思議な状態が判明しました。

卵巣は完ぺきに取り除かないと、少し残っていても発情の原因になるそうです。

不可解で中途半端な手術をされたせいで、二度もお腹を開けられることになったチビちゃんですが、術後の経過は順調でおしっこもちゃんとするようになりました。




手術して落着きました。


しかし、それ以前の激しい粗相に悩まされた保護主さんはすっかり参ってしまって、春になったら外へ放さざるを得ない、とおっしゃいます。

保護主さんがそうおっしゃるなら仕方ないと思いながらも、偶々、FIV陽性の外猫を保護してうちに入れた方を知っていたので、ダメ元でその方にコンタクトをとって相談してみたら、何と、受け入れてくださるとのお返事が。

そこで、2月下旬からひと月をトライアルでお願いし、その後、正式に里親さんになっていただきました。

猫歴の長いその御宅では、先代さんと同じ柄ということで名前を受け継ぎシマちゃんになりました。

ところがそちらでは、トイレ粗相の問題はないのですが、どうも猫との付き合い方を知らないらしいシマちゃん、先住猫さんと共存できないという新たな問題が発生。

普通ならお断りされてしまうところですが、それなりにスペースがあり在宅時間の長い里親さん宅では、先住さんと鉢合わせしないようにと気を配ってくれています。

時々里親さまがお便りくださるのですが、先月は、こんな写真↓をいただきました。



お腹はまだ毛が生えそろっていない感じですが、かなりリラックスしています。


意味不明な手術をされたうえで遺棄されたらしいシマちゃん、本猫はもちろんのこと、保護主さんもたいへん苦労しましたが、幸運に恵まれ、現在の理想的な里親さまの元へ辿りつきました。シマちゃんサポーター代表としてrikuも、思い返す度に里親さまに感謝している次第です。


シマちゃん近況は、こちらで紹介しています。



------------------

「家族になりました」コーナーでは、外にいた猫と暮らすことになった御宅のエピソードを紹介しています。

「ねこたま庵」結成以前に、会員が里親さん探しに関わった猫たちの保護主さん里親さん、また、個人で里親さん探しをした方々からお話をうかがっています。

クレオちゃんとラムくん

2012年06月10日 | 家族になりました
Ikuさんから、幸せ便りが届きました。

------------------

去年の11月、横浜のS様宅の子になったクレオちゃん(キジトラ♀10か月)と、




ラム君(チャトラ♂9か月)です。




それぞれ10月に保護しました。

姉弟ではなく保護経緯も全く違う二頭ですが、保護宅ですっかり意気投合し、仲良し二頭組のまま優しいS様のお宅の子になることができました。

「ラム君はママにストーカー、クーちゃんはパパにすりすりで、それぞれ役割分担しているみたい」とのことです。

性格が全く違うみたいですが、相変わらず仲良し♪♪

まだまだお転婆ヤンチャ盛りでしょうが、どうぞよろしくお願い致します!

------------------

元気ざかりのペアで、賑やかでしょうね

どうもありがとうございました!

「家族になりました」コーナーでは、外にいた猫と暮らすことになった御宅のエピソードを紹介しています。

「ねこたま庵」結成以前に、会員が里親さん探しに関わった猫たちの保護主さん里親さん、また、個人で里親さん探しをした方々からお話をうかがっています。