ねこたま庵

東京都多摩市で、飼い主のいない猫の里親さん探しをしています。

くう(くろ)ちゃん

2012年05月31日 | 家族になりました
canonさんから、里子に出た猫さんの近況をいただきました。

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私が初めてクウに会ったのは、知り合いの車の中でした。

近所の駐車場でのことです。

去年の春ごろから、そこに車をとめるといつも乗り込んでくるという話でした。

頭がよいこで、花音と散歩をしていると一緒についてきたりしました。

ごはんがなくても私の膝の上で寝てしまうような、人懐こいこでした。

秋になって、Ikuさん、gonさんと話し合い、保護すると、二歳ぐらいの去勢された♂だとわかりました。

あまりに人懐こいので念のため飼い主を探しましたが、見つかりませんでした。

我が家で1ヶ月過ごしたあと、私の友人のところへ里子にでました。

そして最近、里親さんからこんなお便りをもらいました。




「最初はしぶっていた家族も今では孫のように大事にして、家族の一員としてのんびりいっしょに暮らしています。

家族が出掛けるときはいつも出窓から、庭仕事をしているときには別のところで、晩酌してうとうとしていると横で一緒にうたた寝。

うちの生活の中で、クウの存在は段々と大きくなっています。」





これからもお便り楽しみにしています。

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ありがとうございました!

呼び名が二つあるというクウ(くろ)ちゃん、車に乗って来るとは大胆な。

家族ができてよかったですね。

「家族になりました」コーナーでは、外にいた猫と暮らすことになった御宅のエピソードを紹介しています。

「ねこたま庵」結成以前に、会員が里親さん探しに関わった猫たちの保護主さん里親さん、また、個人で里親さん探しをした方々からお話をうかがっています。

活動を支えてくれる人たち

2012年05月29日 | ご支援ありがとうございます
canonさんから、見守り公園での助っ人さんのお話が届いています。

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TNR後の見守りをしている公園に、毎週末トリ肉をもってきてくれる方がいます。

「仕事場でもらったから、猫たちにあげてください」と。

わたしが通うようになる前からいらしていて、もう三年ほどになるそうです。

台風の日も雪の日も、いつもかかさず来てくれます。

帰りにかならず「ではまた来週」とおっしゃいます。

「無理しないでくださいね」とわたしが言うと、「帰り道だから。そっちも無理しないで」と。

いつも心がほんのりです。

他にも、仕事が休みの日にフードを持ってきてくれたり、遊びに来てくれる方がたくさんいます。

子供から大人まで、猫たちのくれた一期一会。

日々感謝の気持ちでいっぱいです。

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外暮らし猫たちを介しての絆、素敵ですv

ありがとうございました!


今、自分ができることを無理のない範囲で。

昨年の震災・原発事故以来、多くの方が、そういう想いを抱いているのではないでしょうか。

その気持ちをつなげて、直接被災した社会へのさまざまな支援・連帯活動が成り立っている気がします。

困ってそうな猫を助けたいと思った時も同じで、ひとりでは出来ることが限られるのですが、いろんな人の「できること」を繋げると、何とかなったりします。

現場で直接見守りを行う人たちの周りに、フードなどの物資ならびに資金援助、保護場所の提供、里親募集チラシの作成等々で活動を支える助っ人さんたちがいます。

「ねこたま庵」は、そんな心強い助っ人さんたちとの御縁を深めていけたらいいなと思っています。


外暮らしの猫たち

2012年05月27日 | 活動記録_TNRその他
canonさんから、活動報告です。

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10日ほど前、勤め先の近くで12歳ぐらい?と思われる高齢の三毛猫に出会いました。




人懐こいので飼われていたようですが、とてもお腹をすかしており、飢餓状態で、目も耳も不自由な様子でした。

がりがりで歩くのもやっとという感じだったので、あまり長くはもたないかもと思いながらも、せめてお腹いっぱいにしてあげたくてごはんをあげました。

するとその後、少しずつ元気になり、今では決まった時間に現れるようになりました。

体つきもだいぶよくなってきました。

高齢で弱っているので、妊娠の可能性は少ないと思い、とりあえず給餌しながら様子を見ています。

同じ場所に現れた黒白ちゃん(♀2~3歳)は、23日に捕獲して病院へ連れて行き、手術後リリースしました。

それほど怖がらずにすんだので、よかったです。




この猫達のいる場所は、過去に、勤め先のスタッフが時間をかけて不妊・去勢手術をして、外暮らし猫がいない状態にした所です。

そこにまた、飼い主不明の猫達が現れたので少しがっかりしていますが、猫達にとって幸いなことに、隠れる場所があり、雨風はしのげているようです。

なんとか生き延びてほしいと思い、周囲の理解を求めながら、そっと見守っています。

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続いてIkuさんからも活動報告です。

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見守り公園で、今月半ば以降、♂二頭の捕獲に成功、手術を施してリリースしました。

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みなさま、おつかれさまです。

canonさんとこの三毛さん、元気になるといいですね。

外暮らし猫の暮らしはやはり過酷です。

家があってヒトと一緒に暮らす猫たちの寿命が、最近では20年と言われるのに対し、外暮らし猫の大半は3~4年の短い命だそうです。

病気、交通事故、猫同士のケンカや、ヒトに迫害されることによって命を落としていきます。

そんな小さな命にも目を向け、慈しむことができれば、わたしたちのヒト社会も、他者への優しさや寛容な気持ちを大事にするコミュニティとして少し成長するのでは、などと思います。


協力ボランティア・賛助会員募集中

2012年05月24日 | ねこたま庵について



ねこたま庵では、保護猫の一時預かりをしてくれる御宅と、不妊手術後の猫の見守り(現場での給餌と清掃)のお手伝いをしてくれるボランティアさん募集中です。

わたしたちは、外で暮らす猫の数を減らすことを目標にTNRを奨励しています。

会の設立以前から、各会員は、ケアできる範囲で外暮らし猫の不妊・去勢手術を実施し、ヒトとの生活に適応しやすい仔猫がいれば保護して里親さんを探してきました。

集中的に手術を行った場所では、市役所にも相談しながら、フードを持っていき現場の清掃をして、手術済みの猫達が最低限の生活を全うできるようフォローアップをしています。

外暮らし猫が気になる方の参加をお待ちしています。

連絡先:nekotamaan@gmail.com

*ケータイからご連絡いただく場合、パソコンからのメールを受信できる設定でお願いします。


そして、「ねこたま庵」賛助会員さんも募集しています。

年間に一口1000円(×何口でも)です。

外暮らし猫用フードの支援、ならびにご寄付も大歓迎です。


賛助会費・ご寄付のお振込は下記で常時受付けています。

ゆうちょ銀行
記号:10170
番号:40318991
名義:ねこたま庵(ネコタマアン)

ゆうちょ以外の金融機関からお振込いただく場合、次をご利用ください。

店名:〇一八(ゼロイチハチ)
店番:018
預金種目:普通預金
口座番号:4031899


お問い合わせは上のメールアドレスまで。




フリマの準備

2012年05月22日 | 活動記録_TNRその他
雨のそぼ降る本日は、なんでも北海道旭川より気温が低かったとか。

そんな中、ねこたま第二回ミーティングを行いました。

まず、「ねこたま庵」案内用チラシの内容をみんなで検討し、




そしてふたたび、maruちゃんさん宅をお借りして、




来月参加予定のフリーマーケット用物資の仕分けをしました。







クールな営業部長。




フラッシュ・オン。




カーペットが完全な保護色に。



夕方、rikuはお先に失礼しましたが、canonさん、Ikuさん、gonさんは、雨脚が強まる中、各々手術した方がいいこの捕獲や、ごはんケアに散っていきました。

みなさまおつかれさまです!