下手をすれば、年間に電車に乗る回数が5回未満ということもありえる私。基本的にお仕事のやり取りは電話とメールで成り立ってしまうため、日々大変な数のお仕事をさせていただいていても、実際に担当の方とお会いするのは全体の5%にもなりません。
しかもそういった方達も、通勤とは縁遠いリゾート地ゆえに交通の便がよくないウチのオフィスまでご足労してくださることが多いので、私自身が電車に乗って打ち合わせに出ることは、ホントに年に数回あるかないか…という感じです。
そんなこともあって、たまに電車に乗って出かけることは、私にとってもの凄く新鮮なことでもあり、その日のブログに特筆すべき珍しい出来事のひとつだといえるのです。
今日はまさにそういった1年に4~5回あるかないかの特別な日で、生まれ育った街、京都に出かけてきました。電車で出かける京都は、父のお見舞いなどの時にクルマで訪れる京都とは全然自分の気持ちが違っていて、京都駅のホームに降り立った瞬間から、ちょっとした旅人気分になりながら巨大な駅ビルを散策する楽しさに見舞われるような不思議な存在。これは京都生まれだけど、京都から離れて暮らし、しかも普段電車に乗る機会がほとんどないという、特殊な3つの条件が満たされた私だけが味わえる感覚なのかもしれません。
今日は仕事でお世話になっている人達と、駅ビルの15階にあるスカイラウンジで、気さくなお喋りを楽しむことが出来ました。電車に乗っている時間はわずか20分強だけでしたが、それだけでも私にとってはもの凄く日常から離れた素敵な旅のような気分を感じることが出来た一日でした。