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ネコセツ

鳥("取"違い)扱説明書があるなら、猫(猫嬢)扱説明書があったっていいやん? 略して『ネコセツ』。

『この胸いっぱいの愛を』

2005-10-08 12:59:43 | 映画/テレビ






もし、人生でひとつだけやり直すことができるなら…








『この胸いっぱいの愛を』は、『黄泉がえり』スタッフが再結集し誕生した映画。
ただし、猫嬢は『黄泉がえり』を観た事はありません。


今日が公開初日ということで、舞台挨拶付のチケットが取れたので、
観に行ってきました。

今回はちゃんと正規で取りましたよ。
ただ、発売日に40分も寝過ごしたので座席はあまり良くなかったですけど。


朝、危うく寝過ごしかけてギリギリで迷いつつ映画館に到着。
映画の公開後、舞台挨拶がありました。
伊藤英明さん・ミムラさん・勝地涼さん・富岡涼君・塩田明彦監督の5人。

猫嬢も前席の人みたいにオペラグラスとか持ってきゃよかったかなぁ。
なんだか、みなさんあまり挨拶とかに慣れてない感じがしましたけど、
進行のTBSアナウンサーのお姉さん(名前忘れた)が、巧くて面白かったです。



以下、ネタバレ含む。


鈴谷比呂志(伊藤英明)が20年前にタイムスリップしてしまい、そこで出会った
少年時代の自分と共に生活しながら、後悔していたことをやり直していく。

少年時代にあこがれていた和美お姉ちゃん。
小学生の自分と、20年経った自分とでは見えるものも、できることも
変わってくるんですよね。彼女に対する思いは変わらなくても。

猫嬢は最後に2人が抱きしめ合うシーンが一番好きでした。
和美が「生きたい。」と思えるようになり、それをぐっと抱きしめるとこ。
かっこ良かったです。
ヒロ(少年時代)も、お姉ちゃんのことが好きなんだけど、ちょっと大人になって
比呂志にまかせるの。「お兄ちゃんもお姉ちゃんも好きだから」って。

何故、最後なのかは映画館でお確かめください。





この以降のシーンは必要だったのでしょうか。
過去ではなく現在のシーンを、あの姿を見せる必要はあったのでしょうか?
なんだか、猫嬢には辛くなるだけだったのですが。

最後のシーンもよく分からなかったです。
あの空間はどこなんでしょう?
夢の中の世界とか幸せを思い描いた世界とかそういうことなのでしょうか?

個人的にはこの2つは無くても良かったかなぁと思いました。


比呂志以外にも3人過去に戻った人達が居るんですけど、その中の
チンピラ君のお話はどっかで見たことある気がしたのは何故だろう。


『恋する神父』

2005-09-07 21:50:56 | 映画/テレビ
観たかったの  『恋する神父』


終了する前に滑り込みで観に行ってきました!!


ポスターがすっごく可愛くって
ミニのウェディングドレス、ちっちゃなティアラつけて

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神学校に通うマジメなギュシク(クォン・サンウ)が
はちゃめちゃな女の子ボンヒ(ハ・ジウォン)に振り回されて
そのうちに…

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って話(省略しすぎ)。


今まで観た韓国映画はこれで3本目。
『猟奇的な彼女』
『僕の彼女を紹介します』
『恋する神父』


全部強い女性とそれに振り回される男性の話ですね。



神父たる者、その心をキリストに捧げ
一人の女性を愛することなかれ



という教えのもと、神父になるべくマジメに学ぶギュシク。


めちゃくちゃな行動にいらだち振り回されつつも、
ボンヒに惹かれ苦悩するギュシク。

お互いのことを思いながらも、相手に伝えることができず。


ギュシクが初めてボンヒの思いに気づいた時、
ボンヒが、どうしても素直に伝えることができなかった
その思いにようやく気がついたギュシクの取った行動。
迷って迷って選んだ道。



つい涙が (T T)




猫嬢。は結婚式で、ボンヒやギュシクの学友達が
歌って踊ってるところが楽しくって、すごく好きです




『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢/同時上映:劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』

2005-08-31 21:47:30 | 映画/テレビ
今日は を観てきました。

『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢 /
 同時上映:劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』



現在連載中のCLAMPの漫画を映画化。
ただし、お話はもちろん映画用にオリジナル。

最初は、どっちが始まったのか分かんなかったんですけど。
この2作品、内容がところどころでリンクしてるから。

先に始まったのは、ツバサ・クロニクル
これは、NHKでもアニメ放映してるんですよね。確か。


ただ、気になるのは

『時間軸的にはお話のどの辺なのか』


やっぱり、黒様ファイの掛け合いは楽しいですね~。
声もなんとなく、猫嬢。の中でのイメージともあってましたし。


最後の広い大空へ飛び立っていった鳥達は、これからの
自由と無限大の可能性を示しているんでしょうか


そして、完全に終わった後に新たに始まるのが、HOLIC


HOLICの世界ってなんか、独特ですよね。"もののけ"とか
"この世に偶然は無い。あるのは必然だけ。"とか。

・・・なんか、京極堂を思い出したぞ



猫嬢。実はかなり侑子さんが大好きだったりします

侑子さん美人です!かっこいいですっ!!



侑子さんに届いた挑戦状(招待状)。
必然でやってきた依頼。

巻き込まれる四月一日百目鬼


謎めいた館で起こる、奇異な出来事の数々。
不思議な映像となかなかはっきりしない屋敷の主人。


ちょっとホラー・オカルトっぽくもあり。
(あの人物の頭身の高さが成せる部分もあるかも)

最後には『そうなるのか。』ってリンクしてる部分もあり。



今回やっぱ3人の掛け合いはおもしろかったです。

テンポというか、温度差というか(笑)。


『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』

2005-07-31 20:58:23 | 映画/テレビ
珍しくお誘いを頂いて映画を観に行ってきました。
誰かと一緒に観にいくなんて・・・4年ぶりくらい?


というコトで、今日は『鋼の錬金術師』を観てきました。

昨年、アニメで放映されてましたよね。
猫嬢。はハマってて、毎週観てました。
でも、原作の漫画は読んだことありません。



映画は、そのアニメの最終回のその後。

門の向こう側の世界に行ってしまい、錬金術が全く
使えなくなったエド。
エドの体と引き換えに、体を取り戻したアル。
アルには鎧姿で旅をしていた頃の記憶は無く、
以前のエドのように赤いマントと伸ばした髪。

門の向こう側からエドを呼び戻すべく、向こう側とこちら側で
練成を行うのですが。。。



やっぱり、エドは両手をぱんっと合わせて練成するのが
イイ!!
瞬間的に練成して攻撃するってのが、エドっぽいし、
なんだか戦いのスピード感が違うよね。

映画の中のエドは、ちょっと大人になった感じがしました。
なんというか、諦めて受け入れることを知っている。
アルはやっぱ、まだ若かったね。
鎧姿の時のほうが落ち着いて見えたのは、見た目のせい?


映画の中で、エドと鎧姿のアルの組み合わせに会えたのは嬉しかったです。





でもっ!!



ウィンリィはどうするのさ!!




エドに会えなかった何年もの間、エドのことを思って
成長しているだろうエドの体に合わせた機械鎧を作って
そんなにして待っていたというのに。




「もう待たせてもくれないのね。」




ってセリフと言わせるたぁ、どういうことだ




エルリック兄弟のあの選択はどうだったんだろう。


ウィンリィに幸せになって欲しいのに。
いつも見てるしか出来なくって、2人以上に辛い思いも
いっぱいしてるのに。まだ試練を与えるのか。

ヒドイよ。・゚・(ノД`)・゚・。





こちら側の世界のことは中途半端に終わったような気が
しました。もっとはっきりして欲しかったなぁ。




追伸:
トゥーレ協会トップの女性が、ナウシカにでてくるクシャナと
かぶって感じたのは猫嬢。だけだろうか。






『姑獲鳥の夏』

2005-07-20 21:13:16 | 映画/テレビ
京極夏彦原作のミステリー『姑獲鳥の夏』を観てきました。


この字で『うぶめ』と読むらしい。
姑獲鳥とは妖怪で、どうやら書物によってどんな妖怪なのか
様々な見解があるよう。


映画なんですが、月曜ミステリーとかでテレビでやってても
違和感はなさそうな感じでした。金田一みたいな?


でも、京極堂(堤真一)のたたずまいとか(住みか含む)
私立探偵榎木津(阿部寛)のサマとか好きです。えへ☆


主人公らしき関口君がちょいとイライラしますが、
この人が居るからこそ、2人の役が引き立ってるのかも。


最初は京極堂の理論的な難しい話がしばらく続きます。
耳慣れない人には苦痛の時間かもしれませんが、
話を聞いていると『なるほどなぁ』と思ったりもするのです。


京極堂がするのは仮想現実の話。


今、自分自身が存在しているこの現実という世界は

様々な感覚が脳に送られ、自分自身の脳がそれを判断し

頭の中で作られている世界であり、仮想現実と変わらない。


脳という専売の卸業者が間違った情報を自分自身に

与えたとしても、自分自身ではそれを間違った情報と

判断することはできない。



だから、実際にそこにあるものが見えなかったり、
実際に音がしているものが聞こえなかったり。


同じ世界に生きているようで、みんな同じ世界には
存在していないのかもしれないですね。
人々の脳がそれぞれ違うように、それぞれの人によって
それぞれ違ったものが見えたり聞こえたりしているのかも
しれません。

そう考えると、自分以外の人にはどのような世界が
見えているのかって気になりますね。



あなたは徳川家康が存在していたことを信じますか?

では、妖怪は?


両方とも直接会ったことはない。

両方ともたくさんの文献に残っている。



信じるのは何故?信じないのは何故?
なんだか難しいです。でも、言われてみれば確かに。
自分自身の中での、その判断基準はなんなんだろう。



本としては何作かシリーズで出版されてるみたいですね。
登場人物的に気になるので、時間があれば読みたい
気もしています。
たぶん頭の中での映像は堤さんと阿部さんになると
思われます(笑)。