和田誠という大御所イラストレーターの本で、自分の色は
ポスターカラーの色にちょっと墨を混ぜた色というような話を読んだ事がある。
彼の色は確かにちょっと沈んだ渋い色で、それがシンプルな線にマッチして
微妙なモダニズムを生み出していた。
かっこいいな〜と思っていた高校時代から〜大学の頃、
自分もそういった自分の色を求めいた時期があった。
色といえば、浪人時代(1978年の美大受験)平面構成とう試験があって、
その課題でカボチャをモチーフした
構成のバックを真っ赤で塗って、賛否両論だった事を思い出した。
普通野菜の構成に赤など使わないという先生と、斬新だという先生。
その頃の自分はあまり考えずにかっこいいから(当時横尾忠則リスペクトで)
キッチュ思考があった。
さて、本題に戻すと、そんな思考を背景に、会社に入った84年、初めての海外ロケで
LAに行ったとき、ロケバスから路上に点々と、なんか綺麗なものが見えていた。
ロケバスから降りて、それを確認したら、路上新聞自販機に日曜版の新聞だった
そう、初めてみたアメリカの日曜版新聞のマンガに魅せられてしまったのでした。
その現職に色使いに、どんな芸術にも勝る感動を覚えた私は
その日からその色使いを自分の基本にし、自分の色になっていったのでした。
で?その色って?と思うかたは2月12日のコミティア119でお会いしましょう
ENBAN USAGIがその回答となります。
(*>ω<)キャー!!